2025/02/25
企業と人を繋ぐ

『食文化で拓く未来のキャリア ― WDI JAPAN 採用担当者インタビュー』

本メディアは、大学生のアルバイト探しと企業の採用を結び、学生インタビューを通じて企業の魅力を発信することを目的としています。

 

学生インタビューを通じて、企業の魅力や強み、そして大学生が働きやすい環境づくりについて紹介して参ります。

 

第5回目は本格志向の多彩な飲食業態を展開する株式会社WDI JAPAN(以下、WDI)様を取材しました。

 

 

 

取材協力:株式会社WDI JAPAN

人財開発部 新卒採用担当 尾形 様(写真左)

人財開発部 中途採用担当 杉崎 様(写真右)

インタビュアー:早稲田大学法学部1年 臼井さん(写真中央)

 

 

 

「ダイニングカルチャーで世界をつなぐ」WDIの採用担当者に聞く、アルバイト&インターンの魅力と可能性

国内外にわたり「カプリチョーザ」「ハードロックカフェ」「ババ・ガンプ・シュリンプ」など、多彩な外食ブランドを展開するWDI。今回は同社の採用担当者に、アルバイトやインターンの募集内容や、求める人物像、キャリアパスの魅力などを詳しくうかがいました。

 

Q:まず、アルバイトとインターンの募集形態について教えてください。

採用担当者:
アルバイトは、基本的に各店舗単位で募集・管理しています。通常のシフト制はもちろん、店舗によっては「スポットバイト」のような短期・単発の形態もあります。お店ごとに運営スタイルが異なるため、勤務時間や週のシフト回数などは店舗ごとに調整している状況です。
インターンは、新卒の学生さん向けの企業説明型から、調理系専門学校の学生さんが2週間ほど現場体験をする実習型まで幅広く受け入れています。様々なレストランを展開しているので、生徒さんの学びたいになるべく寄り添った現場で実習いただいております。

実際に現場に入ってみないと分からないことが多いので、リアルな職場体験をしてもらえるのが大きなメリットですね。

 

 

Q:WDIが求める人物像について教えてください。

採用担当者:
私たちは“食文化”をキーワードに、人と人をつなぐことを目指しています。そのため、食べることが好きな方や、まだ出会ったことのない料理にわくわくする方、人とのコミュニケーションが好きな方だと、より楽しんで働いていただけると思います。

例えばカプリチョーザでは、これまでに2世代、3世代に渡ってファンになってくださるご家族も多く、それをきっかけにお子さんがアルバイトを始める方もいるほど。そのレストランの雰囲気や、料理が好き。そう言った方は、楽しく働ける環境だと思います。

私たちの企業理念が、「ダイニングカルチャーで世界をつなぐ」なので、この企業理念にワクワクしてもらえたら、求める人物像にぴったりですね!

Q:アルバイトやインターンの学生さんは、どんなことを学べますか?

採用担当者:
まず、私たちのグループは28ブランドを展開していますので、自分のやりたいことや得意分野に合わせて店舗を選んで働けるという強みがあります。例えば、英語を使って接客したいなら、世界に190以上の店舗があり、世界の音楽ファンが集う「ハードロックカフェ」がおすすめです。海外のお客様がとても多いので、語学も身につけられます。また浅草で一番歴史のあるすき焼き屋、「ちんや」も外国人のお客様が多いですよ。

調理系で言えば、専門学校に通いながら実務経験を積むことで調理師免許を取る学生さんもいます。仕込みから丁寧に手作り、本当に“本物”の技術を学ぶことができます。

また、社内研修としてワインやコーヒーの講座を開催しており、アルバイトの方も参加できます。他の業態のスタッフと交流できる機会なので、視野も広がりますね。

 

 

Q:御社独自のキャリアパスの広さも魅力だと聞きました。

採用担当者:
私たちは「マルチブランド戦略」を掲げており、フレンチ、イタリアン、アメリカン、アジアンなど業態が幅広いです。

経験を積んでいく中で、色々なブランドにチャレンジできる環境があるのが、私たちの強みでもあります。

実際に、一つのブランドで10年~20年活躍されている方もいれば、すでに10ブランド以上を経験されている方もいるなど、様々なキャリアプランを描くことができると思います。

私も実際に、WDIのレストランで働いていたのですが、今は採用に関わるお仕事をしています。今の仕事も現場の経験が活かされ、充実した毎日を送っていますよ!

そうやって多様な“食文化”を体感できる環境が、長く働くうえでも大きな魅力になっていると思います。

 

 

Q:現場でのギャップや大変さについてはどうお考えですか?

採用担当者:
もちろん、飲食業はキラキラした部分だけではありません。掃除やゴミ出しなど地味な作業もありますし、繁忙期はとても忙しくなります。面接や研修の段階でできるだけ店舗のリアルを見てもらい、ギャップを減らせるように工夫しています。
また、スタッフが楽しく働くことがお客様の満足につながると思うので、現場では店長・マネージャーがコミュニケーションを密に取り、アルバイトさんのモチベーションをサポートしています。忙しいときこそ助け合って乗り越える“チーム感”が、やりがいにつながるのではないでしょうか。

 

Q:最後に、WDIならではのこだわりを改めて聞かせてください。

採用担当者:
大きく3つあると思っています。ひとつは「手作り、本物趣向」にこだわることです。セントラルキッチンを使わず、店舗ごとに仕込みをしているんですよ。たとえば香港点心業態のティム・ホー・ワンでは、点心の生地を粉から作って24時間以内に使い切る、といった細かいルールも徹底しています。
2つ目に、「本場で提供されているままの味付け、ポーション」です。安易に日本仕様にアレンジせずに、原材料やレシピ、サービススタイルも含めて“その国”の文化を体験していただけます。
時代の流れ的にはロボットや自動化が進む面もありますが、やはり最終的には「人の手」でお料理を届けたいと思っています。

最後、3つ目は「食材へのこだわり」

例えば28ブランドに合わせた新鮮な食材を目利きし、厳選しています。本来1つの農家から仕入れることが多いですが、ブランドごとに様々な食材が調達され、トマトの種類やサイズだけでも、30種類ほどあるそうです!

このこだわり3つに共感していただける人と、一緒に働いていきたいと考えています。

 

 

【インタビュー後記】

多彩な外食ブランドを抱えるWDIの大きな魅力は、やはり「本物の食文化」にこだわる姿勢と、業態を横断してキャリアを築ける柔軟さにあると感じました。アルバイトやインターンで入っても、丁寧な研修や現場のサポートのもとで学び・成長できる土壌が整っているのは心強いですよね。
「調理師免許を取得する」「海外の店舗立ち上げに参加する」「ファインダイニングの技術を身につける」といった貴重な経験が、学生や若手のうちからできる環境はなかなかありません。“食”を通じてたくさんの人を笑顔にしたいと思う方は、一度WDIの扉を叩いてみると世界が広がるかもしれません。

 

 

 

学生インタビュアー臼井さんの感想

採用において、能力よりもワクワクしてくれる、企業理念に賛同してくれる人材を雇用すると言う、WDI様の方針はとても素敵だと感じました。
また、そのような方針によって採用を行なっているからこそ、お客様を楽しませる、”本物”を作り出せる優秀な人材が集まっているのだなと思いました。

第一に従業員のワクワクを重視し、従業員を大切にしているからこそ、素晴らしいサービスが提供できると言う経営体制はとても魅力的に感じました。

 

【企業情報】

  • 社名:株式会社WDI JAPAN
  • 展開ブランド例:カプリチョーザ、ハードロックカフェ、ババ・ガンプ・シュリンプ
  • 事業領域:  レストラン経営及び運営受託 、2ブライダル企画・運営
  • 特徴:WDI JAPANは、真の食文化を追求し、各ブランドで本場の味や技術を大切にしている点が特徴

(※本記事の内容は、インタビュー当時の情報をもとに作成しています)

HP:https://www.wdi.co.jp/(株式会社WDI JAPAN)

https://capricciosa.com/(カプリチョーザ)

 

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