みなさんはBPSPをご存じでしょうか。
BPSPとは、
カード決済を受け入れていない企業に対してもカード決済を可能にする
Visaの新しいソリューションです。
昨今、企業間の新しい決済方法として注目され始めているBPSP。
本記事ではBPSPの現状や市場の将来性についてご説明いたします。
Payment Technologyにおいても「オクラス」という、請求書の決済をカード払いでできるサービスを紹介しています。
法人カードをお持ちであれば誰でもご利用することができ、キャッシュアウトを遅らせることで資金繰りを改善するような効果を得ることができます。
このようなBPSPといったスキームも、企業間決済の1つの方法として注目を集め始めています。
■必見!BPSPの状況
現在のところ、正確に国内の企業間における決済比率を示す資料はありません。
アメリカン・エキスプレス社の「企業間決済白書 2022」の調査によると、
クレジットカード決済を受け入れている企業は6.2% という結果が出ていますが、
実際にクレジットカード決済を行っている企業ははるかに少ないでしょう。
しかし2021年において「経済産業省」が公表した資料によると、
2021年における国内の企業間決済の金額は
年間約1000兆円にのぼります。
仮にクレジットカード決済の割合が3%だとしても、30兆円という市場があり、BPSPの市場は大きなものであるといえます。
■市場価値の未来性
2021年において、アメリカの企業間決済の割合を見るとクレジットカード決済の比率は約6%にものぼります。
(参照:https://ucfunding.com/b2b-online-payments-are-here-to-stay/)
他国と比べた際に、日本のクレジットカード決済における比率はまだ少ないですが、今後の伸びしろがあるとも言えます。
日本においても経済産業省がキャッシュレス化を推進しています。今後、国内の企業間におけるクレジットカード決済も大きく拡大していくでしょう。
■まとめ
本記事では、BPSPの現況と未来性について説明いたしました。
現状BPSPの比率が少ない日本ですが、キャッシュレス化に伴いどんどん市場が拡大していくことが予想されます。
みなさまも引き続きBPSPに注目してみてください!
受け取った請求書の支払いをカード決済にて行うことができるサービス「オクラス」、
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BtoB決済を即時お取引の選択肢に加えることができます。
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執筆者 S.K