2023/09/04
BtoB決済

口座振替とは?簡単に仕組みやメリット・デメリットについて解説

公共料金やクレジットカードの支払いなどに使われている口座振替は、多くの人になじみのある決済方法です。
しかし、「口座振替の仕組みやメリット・デメリットはよく知らない。もう少し理解したい」という事業者の方も多いのではないでしょうか。
そういう方のために、口座振替の概要とメリット・デメリットを簡潔に解説します。

オクラス」とは?
請求書の支払いをクレジットカード決済で後払いにするサービスです。
支払いを約2ヶ月先延ばすことができ、キャッシュフロー改善に役立ちます。

■口座振替とは?

口座振替とは、サービスの買い手の銀行口座から自動的に支払額を引き落とす決済方法です。
自動引き落としとか口座引き落とし、自動振替などとも呼ばれます。
口座振替の決済は、次のような流れで進みます。

1.買い手が、口座振替依頼書を事業者に提出する。
2.事業者が、口座振替依頼書を収納代行会社に送付する。
3.収納代行会社が、買い手の指定した銀行に口座振替依頼書を送付する。
4.銀行口座から売上額が引き落とされる。
5.引き落とされた売上額が収納代行会社に送金される。
6.収納代行会社が売上額を事業者に送金する。
7.事業会社が、買い手に商品やサービスを提供する。

買い手が使う銀行は様々で、事業会社が多くの銀行と個別に契約するのは大変です。
そのため、多くの銀行と提携している収納代行会社と契約して、口座振替を導入するのが一般的です。

■口座振替のメリット・デメリット

口座振替には、以下のメリットとデメリットがあります。

(メリット)
・入金遅延の防止になる。
・決済業務が効率化できる。
・サービス利用・商品購入の継続率が向上する。
・銀行口座があれば良いので、幅広い層の買い手が利用できる。
・銀行振込やカード決済と比べて、手数料が割安。

(デメリット)
・口座振替依頼書のやり取りが煩雑。
・事業者に支払額が届くまで、引き落とし日から10日程度かかる。

■まとめ

デメリットも少々ありますが、口座振替は入金遅延の防止や決済業務の効率化という大きなメリットがあります。
また、サービス利用・商品購入の継続につながる点も見逃せません。収納代行業者を利用すれば、個々の銀行と契約する手間も省けます。
特に、支払いが繰り返し発生するサービスや商品を扱っている事業者は、ぜひとも口座振替による決済を検討しましょう。

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2024年1月からはじまる電子帳簿保存法にも対応の「請求書クラウド」、受け取った請求書の支払いをカード決済にて行うことができるサービス「オクラス」、
発行する請求書にカード決済での支払い機能を付帯するサービス「ハヤメル」を展開しています。
これらサービスを導入いただくことで、BtoB決済を即時お取引の選択肢に加えることができます。

執筆者 N,K

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