世の中の生活模様を大きく変えるに至ったコロナ・パンデミック。例外なく、企業経営にも大打撃を放ちました。
そんなご時世だからこそ、救済措置で生き延びることができたがその後は・・・。返済に向けての対策方法をご紹介します。
【オクラスについて】
請求書をクレジットカード払いにできるサービスです。
審査不要、貴社カード決済後、即日で弊社が支払いを立替致します。お支払いを最大53日、支払いを遅らせることができます。
目次
コロナ融資、ゼロゼロ融資とは
・コロナ融資とは・・・
新型コロナウイルス感染拡大のさなか、国をあげて中小企業を応援するために始まった融資制度です。
民間企業及び日本政策金融公庫が主導となり中小企業に対して融資を行いました。
売上減少要件や、セーフティネット保証取得など要件を満たしている企業が、通常の融資枠とは別枠で融資を受けることができます。
・ゼロゼロ融資とは・・・
上述のコロナ融資が実質無利子(利子ゼロ)・無担保(担保ゼロ)だったことからゼロゼロ融資と呼ばれていました。
2020年、日本政策金融公庫や商工組合中央金庫などの政府系金融機関からスタートし、2020年5月には民間の金融機関も融資できるようになりました。
返済は、すでに開始している状況です。
返済を行う前に現状把握を
コロナ融資でなんとかつないだものの、据え置き期間はあっという間に過ぎ、そろそろ元本の返済が迫ってきている会社様も多くなってきているのではないでしょうか。
うかうかしていると、あっという間に第一回目の元本返済が行われます。
・気付いた時には口座の残高が逼迫し、支払いが滞ったりすることも・・・
そうならない為にも【会社の財務状況の把握】、【すべての借入金の残高】、【返済開始時期と返済金額の確認】を”まず第一に”行いましょう。
いかがでしょうか。あの時借りられてラッキーと思った方、長い長い据え置き期間はそろそろ終わりです。
現状把握を行うことで初めて今の実力以上の返済に戸惑う方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、諦めるにはまだはやいです。
次の章では、返済できないときの対策方法について詳しく説明します。
【オクラス】
受け取った請求書をクレジットカードで支払うことができるサービスとなります。
月末にでるお金をカードの引き落とし日までキャッシュアウトのポイントをずらすことで、キャッシュフローの改善が見込めます。
【ハヤメル】
クレジットカード決済を請求書に追加することで、ファクタリングと似た効果を得られるサービスとなります。
コロナ融資が返済できないときの対策方法
コロナ融資の返済について適切な対策と資金繰りの改善方法を知ることで、難局を乗り越える道筋が見えてくるはずです。
以下では、コロナ融資が返済できない場合の具体的な対策方法について詳しくご説明し、読者の皆さまのビジネスを支えるための具体的な助けになる情報を提供します。
資金繰りを改善する方法をご紹介
具体的に資金繰りを改善する方法をご紹介いたします。
経営改善による自助努力
まず第一に、事業の再構築や経営改善による自助努力を考えましょう。
業績が落ち込んでしまっている時には、コスト削減や業務効率化を通じて収支のバランスを改善することが必要不可欠です。
さらに、新商品や新サービスの開発にチャレンジすることも忘れてはいけません。
これにより、借入を起爆剤として、事業を再構築し収益性を向上させる可能性が広がります。
このような新たな挑戦は、ステイクホルダーに対する経営者の積極性を示すとともに、事業の存続力を高める効果があります。
以上のような経営改善による自助努力は、借入やその他の対外資金の効果的な活用につながります。
コロナ禍でも企業の持続的な成長を、借入を含む資金調達の可能性を最大限に活用し、経営改善へ向けた一歩を踏み出すことが必要です。
コロナ借換保証を利用する
中小企業経営者の皆様、コロナ融資の返済に頭を抱えていませんか?
今、あなたの企業が経験している融資に関する問題、その解決策を一緒に見つけていきましょう。
それが「コロナ融資の返済」であり、中小企業にとって優れた手段である「コロナ借換保証」です。
具体的には、これまでの借入金を新たな借り入れをせずに、より低い利息で借り換えるという仕組みです。
これにより、返済負担が軽減され、企業の資金繰りの改善を実現します。
この手続きは「いつ」開始すべきでしょうか?
それは今、始めるべきタイミングです。不安なご時世だからこそ、早めの対策が求められます。
また、具体的な利用方法については地元の信用保証協会に相談することを推奨します。
各地の信用保証協会では、コロナ融資の返済を開始する中小企業への対応など、詳細な情報提供と借り換えの対策を行っています。
これからの経営に不安を感じている皆様、コロナ融資の返済を始めてみてはいかがでしょうか。
経営の安定と共に、より良い未来に向けて一歩を進めることができます。
融資を受ける以外の資金調達法を検討する
資金繰りに困った時、融資を受ける以外の資金調達法をご存知ですか?
コロナ融資やゼロゼロ融資に頼るのではなく、異なる経営資源を活用することで、返済のストレスや負担を軽減することが可能です。
詳細な手法としては、クラウドファンディングやビジネスマッチングがあります。
これらの新たな資金調達方法は、融資とは異なる視点からの経営資源を見つけ出し、返済期間や金利などの制約から解放される可能性があります。
企業経営者や個人事業主にとって、新たなサバイバル策として注目すべき手段です。
銀行融資のリスケ
厳しい資金繰りにストレスを感じるようになったら、返済計画の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
「リスケジュール」(略してリスケ)という有効な手法があります。
この手法であれば、コロナ融資やゼロゼロ融資でお困りの企業経営者や個人事業主の方々が、銀行との再交渉を通じて返済計画を再構築することが可能となります。
具体的には、返済期間の延長や返済額の減額といった方式が採られます。
これらにより、返済負担が一時的にでも軽減され、資金繰りの改善に直結する可能性が高いです。
しかしながら、銀行との交渉は専門的な知識と技術を必要とするため、得意とするプロフェッショナルに相談することを強く推奨します。
それにより、より有益な融資の返済プランを構築できるでしょう。
資金繰りを改善する「オクラス」とは
Payment Technologyの「オクラス」は請求書をクレジットカードで支払えるサービスで、資金繰りの改善に非常に役立つものになっております。
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(※延長可能期間はクレジットカード会社により異なります。)
例えば、コロナ融資返済に向けて手元の資金をコロナ融資返済に充てる、
その他の請求書として受け取っている支払いをオクラスをご利用いただくことで、キャッシュフロー改善に繋がりますのでぜひ検討してみてください。
執筆者 N.M