2023/08/14
BtoB決済

フリーランスの報酬が早く欲しいときの解決策

フリーランスは、個別に案件をもらい仕事を行っていくため、資金繰りが大変なケースもあります。円滑な事業運営のためにも、「早く報酬が欲しい」と思うことも多いでしょう。この記事では、フリーランスの報酬の支払いサイクルの課題と、その解決策となるBPSP(法人決済スキーム)について、簡潔に説明します。

■フリーランスの報酬の支払いサイクルとは

支払いサイクルとは、締め日から報酬支払日までの日数のことです。
一般的な支払いサイクルは、「月末締め、翌月末日払い」の30日ですが、45日や60日といった長い支払いサイクルのクライアントもいます。支払いサイクルが長ければ、フリーランスの資金繰りはタイトにならざるを得ません。また、クライアントによる支払いサイクル延長も実務ではよくあり、そんな時はフリーランスが資金繰りに困ることになります。

■フリーランスでもBPSPは使える?

このようなとき、ファクタリングを使うのもひとつの手段ですが、最近人気のBPSP(Business Payment Solution Provider:法人決済スキーム)で銀行振込での期日の迫った支払いを延長するのがおすすめです。
BPSPは、フリーランスが、取引先の請求額と手数料をBPSP事業者とカード決済し、BPSP事業者が代行して請求額の支払いをするというサービスです。銀行振込での支払いを最長60日延長できるので、資金繰りに余裕を作れます。
審査がなく、手軽に利用できますが、以下の4点だけ注意しておきましょう。

・カードの利用限度額を超えては使えない。

・フリーランスに対応していないBPSP事業者もいる。

・使用用途を制限しているBPSP事業者もいる。

・入金タイミングがBPSP事業者によって異なる。

■まとめ

フリーランスは立場上、クライアントの設定した支払サイクルに対して、強く意見しづらいことが多いと思われます。
さらに支払サイクルが延長されるようなことがあれば、資金繰りがひっ迫して事業や生活に影響が出てしまうこともあります。
そのような際には、ぜひBPSPを利用しましょう。資金繰りに悩んでいた時間を仕事の時間に振り向けて、100%事業に集中してください。

執筆者 N.K

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