法人カードに種類があることをみなさんご存じでしょうか?法人や個人事業主に向けて発行される法人カードですが、大きく分けてコーポレートカードとビジネスカードの2種類があります。本記事では、コーポレートカードとビジネスカードについて、その違いをわかりやすく解説いたします。
■コーポレートカードについて
コーポレートカードは、カード利用者が20名以上といった大企業向けの法人カードを指すことが多いです。
複数枚発行することができるため、規模の大きい会社ではこちらのカードを使っているのではないでしょうか。
コーポレートカードは発行する際に、主に会社の信用情報をもとに審査が行われます。
具体的には、資本金や従業員の人数、代表者の返済能力が審査の対象です。個人カードとは異なった審査基準も加えられているため、入念に準備してから申し込みを行なった方がよいでしょう。
またコーポレートカードによっては、キャッシング機能や分割払いに対応していない場合があります。カードを選ぶ際には併せてチェックしておきましょう。
■ビジネスカードについて
ビジネスカードは、利用者が20名以下の中小企業や個人事業主向けの法人カードを指すことが多いです。
ビジネスカードの場合、代表者個人の信用情報をもとに審査をする、個人与信のビジネスカードがあります。起業してすぐのまだ信用が低い会社や、従業員の規模が少ない会社や個人事業主におすすめのカードです。
■まとめ
コーポレートカードは基本的に会社の信用情報をもとに発行されますが、ビジネスカードは個人与信をもとに発行できるものもあります。ここが大きな違いでしょう。
法人カードは持っておくと非常に便利なものです。
本記事を参考にビジネスカードにするかコーポレートカードにするか選んでいただければと思います。
執筆者 S.K