決済業務を一括して代行し未払いの際の保証もしてくれる、BtoB後払い・企業間決済サービスが今話題になっています。ここでは、BtoB後払い・企業間決済サービスとはどういうものなのか、またサービス事業者を選ぶ際のポイントは何かについて簡潔に解説します。
■そもそもBtoB後払い・企業間決済サービスとは
BtoB後払い・企業間決済サービスとは、企業の決済にかかわる業務の多くを代行するサービスです。サービス事業者によりカバーする範囲は異なりますが、以下のような業務を代行してくれます。
● 信用調査・与信管理
● 請求データ確認・請求書発行
● 代金回収・入金確認
● 督促
● 未回収保証
● 問い合わせ対応
BtoB後払い・企業間決済サービスにより、決済業務の圧倒的な効率化が実現可能です。また、決済業務の対応に時間を取られがちな中小企業やベンチャー企業の経営者に、100%事業に集中できる環境を提供します。
■BtoB後払い・企業間決済サービスの選び方のポイント
すでに多くの事業者が、BtoB後払い・企業間決済サービスを提供しているので、どの事業者を選べばいいかは迷うところです。
事業者を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。
● 自社の決済業務のプロセスを理解し、効率化したい部分を明確にする。
● 各事業者が提供するサービスのカバー範囲を、しっかりと調べる。
● 自社で利用中の会計システムや販売管理システムなどと、連携が可能か確認する。
● 権限設定・IP制限などのセキュリティ対策、個人情報・データ管理の認証取得を確認する。
■まとめ
企業間決済では現金・請求書払いが中心のため、決済業務が煩雑になりミスも起こりがちです。それなりの人員も割く必要があり、コスト増になります。未回収が発生すれば事業運営にも影響しますし、会社の規模によっては経営者が直接対応せざるをえないこともあります。
BtoB後払い・企業間決済サービスは、そのような経営者の悩みを一発で解決するサービスです。決済業務に頭を悩ましている方は、ぜひ活用を検討してください。
執筆者 N.K