クレジットカードは、生活にはなくてはならないものになりつつあります。
利用する際は、支払いに関係する締め日や引き落とし日を理解しておく必要があります。
そこで本記事では、締め日や引き落とし日、支払日のタイミングについて簡潔に解説します。
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目次
クレジットカードの締め日と引き落とし日(支払い日)とは?
クレジットカードの締め日と引き落とし日について解説します。
締め日とは
締め日は、クレジットカードを利用した分の集計日です。
締め日を含めて、それ以前の1か月間に利用した金額が対象となります。
代表的なものだとJCBは15日、楽天は月末が締め日です。
日にちは一律で設定されているわけではなく、会社ごとに異なるケースもあるため注意してください。
また、支払いが確定するのは、一般的に締め日よりも数日から10日程度先です。
実際に支払う金額は増えたり減ったりと締め日時点とは異なる可能性があり、気をつける必要があります。
引き落とし日(支払日)とは
引き落とし日とは、登録口座から実際に請求金額の引き落としがおこなわれる日です。
たとえばJCBは、翌月10日に設定されています。
8月16日から9月15日までの利用は、9月15日が締め日、引き落とし日が10月10日となります。
日にちはそれぞれの会社で異なるケースもあるため、あらかじめ確認しましょう。
クレジットカードの締め日の時間について
締め日の時間はどの会社も一律、23時59分です。
23時59分までに利用した分が、翌月の支払い金額に影響すると考えておくとよいでしょう。
24時を超えると、一般的には締め日が翌月となるため、翌々月分の支払いに影響します。
クレジットカードの引き落とし日(支払日)までに
やるべきこととは?
クレジットカードの引き落とし日(支払日)までにやるべきことは何かをここで解説いたします。
利用明細を確認すること
1つ目は、利用明細を確認することです。
ただし、締め日の金額ではなく、支払い金額が確定したあとに確認しなければいけません。
締め日の金額は、実際に支払う金額とは異なる場合があります。
確定前に確認すると実際に支払う金額を把握できず、支払いができなかったなどのアクシデントを引き起こす可能性があります。
そのため、支払いが確定してから確認しましょう。
前日までに引き落とし口座を確認すること
2つ目は、引き落とし日前に口座の残高を把握することです。
口座残高がなければ、引き落としはできません。
給与振込口座とクレジットカードの引き落とし口座が同じ方は心配が少ないかもしれませんが、別口座を設定している方は確認必須です。
確認するのが手間に感じる方は、口座を統一するとよいでしょう。
クレジットカードの引き落とし日(支払日)に間に合わなかったらどうなる?
実際に、クレジットカードの引き落とし日に間に合わなかったらどうなるのでしょうか。解説いたします。
クレジットカードが一時的に利用が不可?
クレジットカードの引き落とし日に間に合わないと、一時的に利用できなくなる場合があります。
利用ができなくなると、定期的な支払いなども含めすべての支払いができなくなるため注意が必要です。
また、同じカード会社のクレジットカードを複数所有している場合、
1枚でも引き落としできなければすべての利用ができなくなることもあります。
利用停止を避けるためにも、引き落とし日はあらかじめ確認しておきましょう。
支払いを遅延したことが信用情報に記録される場合もある
引き落とし日に間に合わないと、支払いを遅延したことが信用情報に記録されることがあります。
信用情報には、クレジットカードやローンの契約などの個人の取引情報が記載されており、
新規でクレジットカードを作成する際やローンの契約を結ぶ際に確認される情報です。
もし遅延や延滞などの記録があると審査に不利に働くこともあるため、引き落とし日は忘れないように注意しましょう。
遅延損害金の発生
引き落とし日に間に合わないと、遅延損害金が発生します。
遅延損害金は、引き落としが間に合わなかったときに発生する利息です。
下記の計算式で算出されます。
●遅延損害金=元金×利率÷365日×支払期日後経過日数
たまたま忘れてしまった場合でも、発生してしまうため注意が必要です。
また、支払いが遅れるほど金額が大きくなるので、早めに対応するとよいでしょう。
まとめ
クレジットカードを利用する際には、まず締め日と引き落とし日を把握しておきましょう。
締め日の時間はどの会社も一律ですが、引き落とし日の設定は会社ごとに違います。
またクレジットカードの引き落とし日に間に合わないと、一時的に利用ができなくなったり、遅延損害金が発生する可能性があります。
クレジットカードは生活していく上でとても便利なアイテムです。本記事を参考にして、上手に活用していきましょう。
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是非ともご利用を検討してみてください。
執筆者 W.R