なにげなく利用しているクレジットカードですが、決済の流れを知っている方は少ないのではないでしょうか。
流れを把握できれば、ユーザーも店舗側もより安心して利用できるでしょう。
そこで本記事では、「クレジットカード決済の流れ」と「クレジットカード決済をしたときの手数料」について、簡潔に解説します。
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■クレジットカード決済の流れ
クレジットカード決済は、大きく2種類にわけられます。
ユーザー、加盟店、カード会社の3者が関わるケースでは、次のような流れになります。
1.ユーザーが加盟店でクレジットカードを利用
2.加盟店がカード会社へ利用金額を請求
3.カード会社が加盟店へ利用金額の支払いを実施
4.カード会社がユーザーへ利用金額の総額を請求
5.ユーザーがカード会社へ利用金額の支払いを実施
一方、ユーザー、加盟店、カード会社に加え、決済代行会社が入るケースでの決済は、次のような流れです。
1.ユーザーが店舗でクレジットカードを利用
2.店舗は決済代行会社に決済処理を要求
3.決済代行会社がカード会社に決済処理を求め、決済結果を受け取ったら店舗へ返却
4.カード会社が決済代行会社へ売上を入金
5.決済代行会社が手数料を差し引き、店舗へ売上を入金
6.カード会社がユーザーへ利用金額を請求
7.ユーザーがカード会社へ利用金額の支払いを実施
決済代行会社が入ると、流れが複雑になります。
しかし、クレジットカードは種類が多いため、決済代行会社を省き店舗がそれぞれのカード会社とやり取りをおこなうのは効率がよくありません。
そのため、店舗は決済代行会社を経由したクレジットカード決済を採用することが多い傾向にあります。
■クレジットカード決済をしたときの手数料
クレジットカード決済を採用した場合、店舗側には手数料が発生します。
決済代行会社が入らないケースでは、カード会社が設定している手数料を支払います。
目安は、次の表のとおりです。
業種 | 手数料 |
飲食店 | 4〜7%程度 |
小売店 | 3〜5%程度 |
デパート | 2〜3%程度 |
コンビニ | 1〜1.5%程度 |
店舗側がユーザーにクレジットカード決済の手数料を請求することは禁止されているため、注意しましょう。
また、決済代行会社が入る場合は、決済代行会社によって定められた決済手数料が売り上げた金額から差し引かれます。
いずれにしても手数料がかかることはデメリットといえますが、クレジットカード決済を希望するユーザーを獲得できるメリットの方が大きいといえるでしょう。
■まとめ
クレジットカード決済の流れは、決済代行会社が入るケースと入らないケースの大きく2種類にわけられます。
どちらを選んでも問題はありませんが、各カード会社と手続きをおこなうことは非効率であるため、効率を重視するのであれば決済代行会社へ依頼する方がよいでしょう。
クレジットカードを導入していない店舗は、店舗ユーザーの拡大を図るためにも一度検討してみてはいかがでしょうか。
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執筆者 W.Y