急に資金が必要になると、「審査がいらないファクタリングはないかな」という気になる人もいるでしょう。
確かにファクタリングは、銀行融資に比べて手間がかかりません。
しかし、ファクタリング業者が、売掛金回収の見込みを立てるためには、かならず審査をする必要があります。
ここでは、ファクタリングの審査基準と審査なしのファクタリングについて、簡潔に解説します。
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■ファクタリングの審査基準について
ファクタリング業者は、売掛金回収の可能性を判断するために、以下の4点を審査します。
・売掛先の経営状態:業績悪化や取引先の倒産などにより、売掛先の貸し倒れの可能性があるか。
・売掛先の取引実績:売掛先の信用力を評価するための、十分な取引履歴があるか。
・債権の健全性:売掛金の二重譲渡、架空の売掛金などの可能性はないか。
・利用者の信用力:利用者の経営状態は問題ないか(特に、2社間ファクタリングで重視される基準)。
■審査なしのファクタリングについて
ファクタリングは、売掛先の信用力を評価しなければ決して成り立たないビジネスです。審査が不要なファクタリングを利用すると、以下のような負担やリスクがともないますので注意しましょう。
・高額な手数料を求められ、資金調達コストが過大になってしまう。
・保証人や保証金などを求められ、融資契約を締結してしまう。結果、売掛金が未回収となった場合、利用者が取り立てを受ける。
・「償還請求権※あり」の契約を締結してしまう。結果、売掛金が未回収となった場合、利用者が買戻しを求められる。
※償還請求権(リコースともいわれる。金銭債権などが債務者によって支払われないときに、金銭債権をさかのぼって直接償還を求める権利のこと)
■まとめ
ファクタリングは、回収可能性を評価して売掛金を買い取り、利用者に資金を提供するビジネスです。
審査がないファクタリングは、現実的にはあり得ません。そのようなファクタリングがあるとすれば、高額な手数料や売掛先の未回収リスクを利用者が負う形にならざるを得ないでしょう。
資金繰りに困っている場合でも、審査のないファクタリングは絶対に利用しないようにしましょう。
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執筆者 N.K