請求書払いは、与信取引とか後払い決済などとも呼ばれる決済方法のひとつです。
日本のBtoB取引でもっとも利用されている決済方法ですが、経理担当者でなければ詳しい仕組みを知らないことも多いでしょう。
この記事では、請求書払いの概要と流れについて簡潔に解説します。
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■請求書払いとは
請求書払いとは、一定期間の複数の取引をまとめた請求書を発行し、あらかじめ決めた指定日にまとめて代金を払ってもらう決済の方法をさします。
商品やサービスの提供時ではなく、取引先の信用をもとに後で決済が行われるので、与信取引とか後払い決済、掛け払いとも呼ばれます。
消費者がネットで商品を購入する際、代金の決済前に商品を送付してもらった後に、コンビニなどで決済することがありますが、似たような仕組みです。
ただし、BtoBの請求書払いでは、取引ごとに後払いではなく、月初から月末までなど、一定の期間を決め、その期間の取引をすべてまとめて後払いで決済します。
■請求書払いの流れ
請求書払いの業務の流れは、以下のようになります。
1.与信審査:取引先の支払能力を調査し、与信枠を設定。
2.請求書の作成・送付:決められた期間の取引情報と請求額をまとめた請求書を作成して、取引先に送付。
3.入金消込:自社の銀行口座に入金された金額と、取引先に請求した金額の入金を確認し、あらかじめ用意してある入金額のリストを消し込んでいく作業。
4.催促・督促:支払日に入金されなかった取引先に、入金を催促する作業。貸し倒れなどで支払いがされない場合は、督促で法的対応に移行。
いずれも、都度払いでは不要だった新しい作業です。請求書払いを導入する際は、事前にしっかりした準備と体制の整備が必要になります。
■まとめ
請求書払いは、日本のBtoB取引でもっとも広く利用されている決済方法です。
一定の規模以上の企業であれば、取引先から「都度払いを請求書払いに切り替えて欲しい」と求められることも多いでしょう。
しかし、請求書払い導入のためには、それなりに負荷のある業務を行う体制が必要になります。対応に苦慮している企業も多いでしょう。
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執筆者 N.K