急なトラブルでお金が突然必要になると、中小企業やフリーランスは困ります。
仕事で忙しい最中、銀行やファクタリング会社の審査のために準備をするのは大仕事。
そこで最近人気なのは、銀行振込をクレジットカード払いにして支払いを先延ばしにする、審査なしのサービスです。
この記事では、そのメリットをシンプルに解説します。
Payment Technologyでは「オクラス」は、
受け取った請求書をクレジットカードで支払うことができるサービスです。
月末にでるお金をカードの引き落とし日までキャッシュアウトのポイントをずらすことで、
キャッシュフローの改善が見込めます。
■審査に実際に必要な要件
銀行から融資を受けたり、ファクタリング会社に売掛債権を売却して資金を調達するためには、
おおむね以下のような書類が必要になります。
・決算書
・試算表
・事業計画書
・資金繰り表
・登記簿謄本
・印鑑証明書
・免許証などの本人確認書類
・売掛先の入金履歴が記載されている通帳
・売掛債権に関係する契約書、見積書、請求書など
加えて、銀行であれば担当者との面談も必要ですし、連帯保証人や担保の有無によって、
追加の書類提出が求められることもあります。忙しい中小企業やフリーランスにとって、審査はかなりの重荷といえるでしょう。
■クレジットカードで後払い
そこで今、人気を集めているのが、銀行振込をクレジットカード払いへ切り替えることができるサービスです。
中小企業やフリーランスが、取引先の請求額と手数料を決済代行サービス業者へクレジットカード決済し、
決済代行サービス業者が請求額の支払いをするという仕組みです。
カード決済になるため、クレジットカードの締め・支払分の最長60日支払いを延長できます。
また、手持ちのクレジットカードを利用できるので面倒な審査もありません。
オンラインですべての手続きが完了するので、手軽に利用可能です。
■クレジットカードの審査について
まずはクレジットカードを持っていなければ、銀行振込の支払いをクレジットカード払いにはできません。審査なしのクレジットカードは存在しないため、クレジットカードの発行にあたり、審査を受けることになると思います。そこで一般的にその審査では何をみているのでしょうか？
基本的にクレジットカード会社はスコアリングシステムという、属性情報と信用情報を数値化することにより、支払い能力や信用度を測っています。下記では具体的に属性情報と信用情報は何を指しているのかについて説明いたします。
属性情報とは
属性情報とは性別、年齢、職業、勤続年数、年収、家族構成、居住形態にもとづいて判断されることとなります。具体的には、これらの要素に点数をつけ、合計点により信用度をはかるということになります。つまり、点数が高いほど信用度が高く、点数が低いほど信用度が低いためリスクが高まるということになります。
信用情報とは
一方で信用情報とは、クレジットカードやローンの新規申し込みの際に登録する情報や、契約内容や支払い情報、残高を主に判断の材料にされています。信用情報の場合も点数付けが行われることになりますが、支払遅延の有無やその期間、また多重申込の有無などが調査の対象となっており。調査結果については信用情報機関に5年間保持されることなるため注意が必要です。信用情報に不安がある場合は開示請求により確認もできるため、不安な方は確認してみても良いかもしれません。
■まとめ
銀行振込のクレジットカード払いへの切り替えは、審査なしで支払いを先延ばしできる利便性の高いサービスです。
今後の市場拡大を見込んで、
大手クレジットカード会社や銀行も取扱を開始しています。
資金繰りに悩んでいる中小企業やフリーランスは、是非とも利用を検討してみてください。
月額980円で請求書の発行と管理・保存ができ、さらに2023年10月からはじまったインボイス制度・2024年1月からはじまる電子帳簿保存法にも対応の「請求書クラウド」、
受け取った請求書の支払いをカード決済にて行うことができるサービス「オクラス」、
発行する請求書にカード決済での支払い機能を付帯するサービス「ハヤメル」を展開しています。
これらサービスを導入いただくことで、BtoB決済を即時お取引の選択肢に加えることができます。
資金繰りの悪化を一時的に回避する方法としてご利用頂くケースが増えております。
当日の申込み利用も可能なため急な利用にも対応可能です。
ぜひお取引にお役立てください！
執筆者 N.K
