2023/11/21
BtoB決済

【BtoB決済の革新】掛売りの効率化と特化型決済代行サービスの効果的活用法

BtoB取引(法人間取引)において、どのように決済を行っているでしょうか?
BtoC取引において、希望する決済方法が無いと顧客が購入を諦めてしまうように、BtoB取引でも決済方法を多様化させることが重要になってきています。
決済の効率化についてと導入する効果についてを本記事で解説いたします。

オクラス」は受領した請求書のクレジットカード払いを実現するサービスです。
クレジットカードで支払を可能とし、カードの締め・支払分を最大53日延長することができ、資金繰り改善につながるサービスです。

BtoB決済の方法とは

BtoB(直訳すると、Business to Business 企業間取引)では、商材を提供した際に金銭のやり取りをせず、後で支払いを行う掛け売りが標準の決済方法です。
掛け売りは、請求書が届いてから支払うために請求書払いとも呼ばれ、支払期日に一括して決済することができます。
現在のBtoB決済においては銀行振込が主流になっています。
また、クレジットカードでの決済も増加傾向にあり、決済方法の多様化にもつながるとされています。
また、BtoB市場では事業成長の手段として、EC化を進める企業が増加しています。
(BtoB ECとも言われており、BtoB ECとは企業間の取引をウェブサイト上などで行うデジタルな仕組みのことをいいます)
現在のところ、BtoB ECを含むBtoB決済の方法として、下記5点があげられます。

・クレジットカード
・口座振替(自動引き落とし)
・銀行振込(前払い)
・代金引換
・掛売り(請求書払い)

Payment Technologyでは「オクラス」という、請求書の決済をカード払いでできるサービスを展開しています。
法人カードをお持ちであれば誰でもご利用することができ、キャッシュアウトを遅らせることで資金繰りを改善するような効果を得ることができます。
このようなBPSP(Business Payment Solution Provider(直訳:ビジネス支払いソリューションプロバイダー)といった決済スキームも、BtoB決済のひとつの方法として注目を集め始めています。

掛売りのメリット

掛売り、この言葉を聞くと何を思い浮かべますか?
実は、BtoB決済においては掛売り(請求書払い)は非常に一般的な方法であり、多くのビジネスにおいて重要な役割を果たしています。
では、掛売りのメリットには具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

1回でまとめて請求可能

掛売りの最大のメリットは、複数の取引を1回でまとめて請求できることです。
これにより、事業者は取引ごとに請求処理を行う必要がなくなり、経理業務の効率化が図れます。
特に、複数の小口取引が多いビジネスにおいて、このメリットは非常に大きいです。
例えば、一か月にわたる複数の取引を月末に一括で請求することにより、事務処理の時間とコストを大幅に削減できます。
また、請求書の発行や管理にかかる手間も減り、より多くのリソースを他の重要な業務に割くことが可能になります。

Payment Technologyの「請求書クラウド」は、月額980円で請求書の発行と管理・保存ができます。
請求書をクラウド化して発行したい!2023年10月開始のインボイス制度、
2024年1月改正の電子帳簿保存法にも対応している請求書システムですので、ぜひとも一度こちらからお問い合わせください。

高額な取引がしやすく

もうひとつの重要なメリットは、高額な取引がしやすくなる点です。
掛売りにより、特に価格が高い商品やサービスを提供する事業者は、顧客に対して支払いを分割しやすくなります。
これにより、顧客は財務負担を軽減できるため、高額な取引に対してのハードルが下がります。
結果として、事業者は大きな契約を獲得しやすくなり、売上の増加につながる可能性が高まります。
また、掛売りを利用することで、顧客との信頼関係を築くことができ、長期的なビジネス関係の発展に寄与します。
これらのメリットが、掛売りがBtoB決済において広く採用される理由を明確にしています。
しかし、掛売りにはリスクも存在するため、それらを適切に管理することが成功の鍵となります。

掛売りの注意するPoint

掛売りと聞くと、まるで昔の商人が使っていたような古風な響きがありますが、現代のBtoBビジネスにおいても、これは非常に重要な決済方法です。
しかし、古くから続くこのシステムには、現代でも注意すべき点がいくつかあります。
掛売りを利用する際には、特に以下の3つのポイントを意識することが重要です。

毎月の請求業務が負担に

まず、掛売りでは毎月の請求業務が大きな負担となることがあります。
取引先が多い場合、ひとつのひとつの請求書を作成し、送付し、支払いが行われるまでを追う必要があります。
毎月の請求書の作成、送付、そして支払いの確認には、細かい注意と時間が必要です。
時には、入金が行われないというケースもあるでしょう。
これらのプロセスを効率化しないと、経理部門の時間と労力が大きく消耗されるリスクがあります。

Payment Technologyでは、発行する請求書にカード決済での支払い機能を付帯するサービス「ハヤメル」、
受け取った請求書の支払いをカード決済にて行うことができるサービス「オクラス」を展開しています。
これらサービスを導入いただくことで、BtoB決済を即時お取引の選択肢に加えることができます。
毎月の請求業務の効率化にもつながるため、ぜひ検討してみてください。

与信管理が発生

次に、与信管理です。
これは、新しい取引先とのビジネスを開始する際に、その取引先が支払い能力を持っているかをチェックするプロセスです。
新しい顧客と取引を始める際には、その顧客の信用度を適切に判断しなければなりません。
信用調査は時間とリソースを必要とするため、特に中小企業にとっては大きな負担になることもあります。

貸し倒れリスクに注意

そして、掛売りの最大のリスクは、貸し倒れです。
顧客が予期せぬ経済的困難におちいり、予定された支払いを行えなくなるリスクです。
特に大口の取引においては、一つの貸し倒れが企業に大きな損失を与えることも。
このリスクを避けるためには、定期的な信用チェックや、適切なリスクマネジメントの実施が必要です。

BtoB決済のリスク回避に重要な点

BtoB決済、これはビジネス間取引の心臓部ですが、リスク管理がその成功のカギを握ります。
企業間取引では大きな金額が動くため、リスクを回避するためのスマートな対策が必要です。
まずは取引先の信用調査が大切です。しっかりとした信用チェックを行い、取引先の財務状況を把握すること。
そして、支払い条件や期限を明確にすることが重要です。さらに、貸し倒れリスクへの備えとして、適切な保険の検討も忘れてはいけません。

BtoB決済はBtoB決済代行サービスの利用がおすすめ

決済代行サービスとは「お金の支払い・受け取りについての処理を代行してくれるサービス」です。
決済代行サービスには、

・クレジットカード決済のみを代行する:決済代行

・銀行振込や掛売り(請求書払い)など、請求における業務全てを代行する:請求代行

の2種類があります。

BtoBの企業間取引を対象とした決済代行を任せたいのか、幅広い決済手段を顧客に提供したいのかによって選ぶべきサービスや会社が異なってきます。
検討してみてください。

BtoB決済代行サービスの特徴

BtoB決済代行サービスの魅力は、多様な決済方法への対応と、請求管理や資金回収を一元化できる点にあります。
オンラインで簡単に管理でき、リアルタイムで取引状況を追跡可能。
つまり、経理業務のスピードアップと精度の向上を実現できるのです。

BtoB決済代行サービスのメリット

メリットは取引の効率化にあります。
手間のかかる請求書作成や支払い管理を代行サービスが担うことで、経理部門の負担が軽減されます。
また、迅速な資金回収が可能になり、企業のキャッシュフローを改善し、ビジネスの安定化を促進します。

BtoB決済代行サービス導入時の留意点

導入時には、サービスの信頼性、セキュリティ、手数料、対応する決済方法を慎重に検討する必要があります。
また、自社のビジネスモデルや規模に合ったサービスを選択することがカギです。

決済代行サービスを選ぶ際のポイント

選ぶ際は、サービスの安定性と信頼性を確認することが最優先。長期間にわたる安定したサービス提供の実績や、大手企業との取引実績をチェックしましょう。
明確な手数料体系、使いやすさ、サポートの質も重要な選定基準です。
また、将来的なビジネス拡大に対応できる柔軟性も重要なポイントです。
自社のニーズに合ったサービスを選ぶことで、BtoB取引の効率化とリスク管理が実現できます。

BtoB決済の新たな方法「ハヤメル/オクラス」とは

PaymentTechnologyハヤメルオクラスのご紹介をいたします。
ハヤメルは発行した請求書に対してクレジットカード決済機能をつけれるサービスです。
ハヤメルを利用することで、取引先の企業はお手持ちの法人カードで請求書の決済をすることができます。
取引先がカード決済をすると、Payment technologyから請求書を発行した側に対して即時入金が行われ、取引先は実際の支払いをカード決済日まで遅らせることができます。
つまり入金をはやめ、相手方に対しても実際の支払いを遅らせることができるサービスになっています。
ハヤメルは両者にとって非常にメリットのあるサービスです。
ハヤメルの詳しい内容についてはこちらをご覧ください。
買い手から早期の支払い要請がある場合、ハヤメルを利用することで自社の支払いサイトを変更せずに、早期支払いを実現することができ、安定的な関係を築くことができます。
オクラスは「請求書をカード決済できる」支払いサービスです。
どのような請求書であっても、お持ちの法人カードで決済することができます。
請求書をクレジットカードでお支払いいただくことで、キャッシュフローの改善を実現します。さらに、審査不要で即日から利用が可能です。

オクラスのサービス概要は、以下のとおりです。

・利用料金は3.9%(税抜)

・請求書の支払いを、最大53日延長可能です。

・請求書をアップロードし、送金ボタンを押してカード登録とカード決済を行うと、オクラスの利用と送金手続きが完了します。

・平日8:31~16:00に決済・送金が可能。事前決済、最短での自動送金が実現します。

・請求金額が1万円未満の場合は、送金手数料が別途210円かかります。

まとめ

この記事では、BtoB決済の革新的なアプローチについて説明いたしました。
掛売りのメリットとリスク、決済代行サービスの特徴とメリット、そして導入の際のポイントを網羅しています。
ぜひ参考にしてみてください。

PaymentTechnologyでは、受取った請求書の支払いをカード決済にて行うことができるサービス「オクラス」、
発行する請求書にカード決済での支払い機能を付帯するサービス「ハヤメル」を展開しています。
これらサービスを導入いただくことで、BtoB決済を即時お取引の選択肢に加えることができます。
資金繰りの悪化を一時的に回避する方法としてご利用頂くケースが増えております。
当日の申込み利用も可能なため急な利用にも対応可能です。
ぜひお取引にお役立てください!

執筆者 M.S

Popular posts

List category

List tag