決済と決裁ってどう違うか、考えてみたことはありますか?
本記事では、決済の基本からその多様な種類、「決済」と「決裁」の違いも含めて解説いたします。
現金払いから最新の企業間の決済や特徴と適用シーンを明らかにしていきます。
PaymentTechnologyの「ハヤメル」は請求書にクレジットカード決済機能、請求書でメールリンク型の決済方法を実現するサービスです。
カード加盟店にならなくても、お使いいただけるサービスです。BtoB決済に新たなお取引の選択肢を加えることができます。
目次
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そもそも決済とは
決済とは、一般的には、これら債権・債務のうちお金に関するものについて、実際にお金の受払をして債権・債務を解消することをいいます。
引用:日本銀行ホームページ「日本銀行について Q決済とは何ですか?」
簡単にいうと、決済とは、商品やサービスの代金を支払うことです。
日常生活からビジネス取引に至るまで、決済は私たちの経済活動の根幹を成す要素です。
現金からキャッシュレス決済まで、さまざまな方法が存在し、各々に特徴や適用シーンがあります。
Payment Technologyでは「オクラス」という、請求書の決済をカード払いでできるサービスを展開しています。
法人カードをお持ちであれば誰でもご利用することができ、キャッシュアウトを遅らせることで資金繰りを改善するような効果を得ることができます。
このようなBPSP(Business Payment Solution Provider(直訳:ビジネス支払いソリューションプロバイダー)といった決済スキームも、
BtoB決済のひとつの方法として注目を集め始めています。
決済と”決裁”の違いとは
よく似た言葉である「決済」と「決裁」ですが、意味は全く異なります。
決済は前述の通り支払いの行為を指しますが、決裁はある事項に対して最終的な承認や命令を行うことを指します。
例えば、ビジネスにおいては、取引の決裁(承認)が完了した後に決済(支払い)が行われます。
決済と決裁、同じ言葉が並ぶと少し混在してしまいがちではありますが、ビジネスの場ではよく使われる言葉であるので、違いを理解して、混同しないように気を付けましょう。
代表的な決済の種類について
決済の代表的な種類について紹介していきます。
・現金払い
まず決済方法として一番に出てくるのは、最も基本的で伝統的な手段である「現金払い」です。
手元の現金で直接支払うことをいいます。日常的に行っていることなのでイメージはすぐつくでしょう。
現金のメリットは、その直接性と普遍性にあります。
どこでも受け入れられ、即時の取引が可能です。しかし、安全性の面では、盗難や紛失のリスクがあります。
・キャッシュレス決済
「キャッシュレス決済」は、クレジットカード、デビットカード、電子マネーなど、現金(キャッシュ)を使わずに行われる決済方法です。
店舗でのレジ決済からオンラインでのショッピングまで、幅広いシーンで利用されています。
キャッシュレスの最大の魅力は、その便利さとスピードです。
ただし、セキュリティ面では注意が必要で、不正使用や情報漏洩のリスクが伴います。
・小切手・手形
「小切手・手形」は、特にビジネス取引で使用される伝統的な決済手段です。
これらは、将来特定の日付に指定された金額を支払う約束として使用されます。
安全性が高いという利点がありますが、現金化には時間がかかるというデメリットもあります。
・掛取引
「掛取引」は、商品やサービスの提供後に後日請求書が届きそれに基づいて支払う決済方法で、主にBtoB取引において利用されます。
掛取引のメリットは、高額な取引がしやすくなることです。
信頼関係に基づいた取引が可能ですが、貸し倒れのリスクがある点に注意が必要です。
Payment Technologyでは、月額980円で請求書の発行と管理・保存できるサービス「請求書クラウド」、
発行する請求書にカード決済での支払い機能を付帯するサービス「ハヤメル」、
受け取った請求書の支払いをカード決済にて行うことができるサービス「オクラス」を展開しています。
これらサービスを導入いただくことで、BtoB決済のお取引に新たな選択肢を加えることができます。
毎月の請求業務の効率化にもつながるため、ぜひ検討してみてください。
決済方法によって支払いタイミングは3つに
決済方法によっての、支払いのタイミングに応じて大きく分けて3つのタイプがあります。
・前払い決済
前払い決済は、サービスや商品の提供前に支払いを完了させる方法です。
このタイプの決済は、サブスクリプションサービスや予約商品の購入など、先に料金を支払ってからサービスや商品を受け取るケースに一般的に用いられます。
例えば、オンラインでの映画や音楽の定額制ストリーミングサービス、特定のイベントやホテルの予約などがこれに該当します。
前払い決済は、消費者にとって事前に費用を支払うことで、後の支払いを気にせずサービスを受けることのできるというメリットがあります。
・即時払い決済
即時払い決済は、サービスや商品の提供と同時に支払いを行う方法です。
これは、特に店頭での購入やオンラインショッピングで頻繁に見られる決済方法です。
例えば、スーパーマーケットやレストランでの即時支払い、オンラインでの即購入・即決済などがこれに含まれます。
即時払い決済のメリットは、取引が迅速に完了し、商品やサービスをすぐに利用できる点です。
・後払い決済
後払い決済は、サービスや商品の提供後に支払いを行う方法です。
このタイプは、特にBtoB取引でよく用いられる掛取引に見られます。
例えば、企業間での大規模な商品取引やサービス提供後に後日請求書に基づいて支払いを行うケースがこれに該当します。
後払い決済のメリットは、サービスや商品の質を確認した後に支払うことができるため、信頼性の高い取引が可能になる点といえるでしょう。
「オクラス」は受領した請求書のクレジットカード払いを実現するサービスです。
クレジットカードでに支払いを可能とし、カードの締め・支払分を最大53日延長することができ、資金繰り改善につながるサービスです。
後払い決済の手段としてぜひ検討してみてください。
方法を選ぶ際に意識すべきPoint
決済方法を選ぶ際には、ビジネスの効率性や信頼性に大きく影響を与えるため、慎重に行う必要があります。
選択時には、以下のPointを特に考慮することが重要です。
安全性
決済方法の安全性は最優先事項です。特にオンラインでの取引では、セキュリティ対策が万全であることが重要です。
不正アクセスや情報漏洩のリスクを最小限に抑えるため、信頼できる決済システムを選ぶことが大切です。
手数料
決済に伴う手数料も重要な検討すべき点です。
特に頻繁に大量の取引を行うビジネスでは、手数料の差が大きなコスト差につながることがあります。
手数料の低い決済方法を選択することで、長期的なコスト削減が可能になります。
利便性
決済の利便性は、取引のスムーズさに直結します。
迅速で簡単な決済プロセスは顧客満足度を高め、繰り返しご利用頂けるビジネスにつながることがあります。
特にオンライン取引では、利用者にとって簡単で直感的な決済方法を選ぶことが重要です。
取引の性質
取引の性質や規模、頻度に応じて最適な決済方法が異なります。
例えば、大規模なBtoB取引では、掛取引やオンラインでの決済が適している場合が多いです。
一方で、小売業では、即時決済やキャッシュレス決済が一般的です。
法人で用いられる決済
法人間取引では、掛取引や昨今ではキャッシュレス決済も用いられることが増えてきました。
そこで、PaymentTechnologyのハヤメルとオクラスのご紹介をいたします。
ハヤメルは発行した請求書に対してクレジットカード決済機能をつけれるサービスです。
ハヤメルを利用することで、取引先の企業はお手持ちの法人カードで請求書の決済をすることができます。
取引先がカード決済をすると、PaymentTechnologyから請求書を発行した側に対して即時入金が行われ、
取引先は実際の支払いをカード決済日まで遅らせることができます。
つまり入金をはやめ、相手方に対しても実際の支払いを遅らせることができるサービスになっています。
ハヤメルは両者にとって非常にメリットのあるサービスです。ハヤメルの詳しい内容についてはこちらをご覧ください。
買い手から早期の支払い要請がある場合、ハヤメルを利用することで自社の支払いサイトを変更せずに、
早期支払いを実現することができ、安定的な関係を築くことができます。
オクラスは「請求書をカード決済できる」支払いサービスです。
どのような請求書であっても、お持ちの法人カードで決済することができます。
請求書をクレジットカードでお支払いいただくことで、キャッシュフローの改善を実現します。
さらに、審査不要で即日から利用が可能です。
これらサービスを導入いただくことで、法人間取引における決済の選択肢に加えることができます。
ぜひお取引にお役立てください。
まとめ
この記事では、さまざまな決済方法の種類とその特徴を詳しく解説しました。
現金払いからキャッシュレス、掛取引に至るまで、各決済手段の利点と使用シーンを明らかにしました。
また、決済と決裁の違いについても説明し、それぞれの適切な使い分けを理解していただければと思います。
PaymentTechnologyでは、受取った請求書の支払いをカード決済にて行うことができるサービス「オクラス」、
発行する請求書にカード決済での支払い機能を付帯するサービス「ハヤメル」を展開しています。
これらサービスを導入いただくことで、BtoB決済を即時お取引の選択肢に加えることができます。
資金繰りの悪化を一時的に回避する方法としてご利用頂くケースが増えております。
当日の申込み利用も可能なため急な利用にも対応可能です。
ぜひお取引にお役立てください!
執筆者 M.S