BPSPサービスを知っていますか?
BPSPとは、Visaが提唱した決済スキームのことで、カード決済を受け入れていない企業との取引においてカード決済を可能にするソリューションです。
今回はそんなBPSPの導入手順について解説します。
「BPSP」の1つであるPaymentTechnologyの「オクラス」は、中小企業やスタートアップ企業の資金繰りを助けるサービスであり、注目を集めはじめてきています。
是非一度ご利用を検討してみてください。
目次
■BPSPサービスって簡単にはじめられます
PaymentTechnologyのBPSPサービスとして「オクラス」があります。
オクラスは、法人用クレジットカード(ビジネスカード・コーポレートカード)と受領した請求書があれば簡単にはじめられます。
※ご登録には、法人の場合には登記簿謄本、個人事業主の場合は直近の確定申告書もしくは開業届けのご提出が必須となります。
申し込み→請求書の登録→カード決済と簡単3ステップ。
申込みから、早ければ最短5分程度で送金完了まで可能です。
■BPSPとは:ビジネス決済に革新をもたらす仕組み
ビジネス・ペイメント・サービス・プロバイダー(BPSP)は、企業間取引(BtoB)に特化した決済サービスを提供します。
従来のクレジットカード決済や銀行振込とは異なり、BPSPは複数の支払いオプション、
自動的な請求書処理、迅速な資金移動を可能にし、ビジネスの効率化を図ります。
特に大規模な取引や国際取引において、BPSPの柔軟な決済ソリューションは重要な役割を果たしています。
BPSPが提供するクレジットカード決済のメカニズム
BPSPを利用したクレジットカード決済では、従来の決済手続きよりも迅速かつ安全な取引が実現します。
BPSPは取引の確認、資金の確保、請求書の処理といった一連のプロセスを自動化し、ミスのリスクを低減します。
また、高度なセキュリティ対策により、不正利用やデータ漏洩のリスクも軽減されます。
BPSP利用のバックグラウンド:なぜ今、注目されるか
デジタル化の進展と国際ビジネスの増加に伴い、BPSPへの需要が高まっています。
特に、リモートワークの普及やeコマース市場の拡大により、遠隔地や異なる国の企業間でも簡単かつ効率的に決済を行う必要性が高まっています。
BPSPはこれらの需要に応えるために開発されたサービスであり、今後もビジネス決済の分野で重要な役割を果たすことが期待されています。
■BPSPサービスの注意点
BPSPサービスではいくつかの注意点があります。
・金額のみ記載されているなど、請求情報の不備がある書類
・導入企業自身への振込
・金銭の貸付・返済のための振込
・国内発行のクレジットカードで海外企業への送金
などはできない等、基準が厳しく設けられているため注意が必要です。
これらを守れば、請求書に対してクレジットカード払いをすることが可能です。
■まとめ
BPSPサービスは、仕入れを先に行うため、売上入金がされるまで時間がかかる業種の方のような、
先に支払いを行う業界での利用が多くなってきております。
スタートアップ企業などにおいても、設立当初の資金繰りが厳しい時期にご利用いただくことで
企業の成長をサポートすることができるサービスとして注目を集めています。
PaymentTechnologyの「オクラス」のご利用をぜひご検討してみてください。
執筆者 Y.T