みなさんにとって身近なものになっているクレジットカード。最近では企業間取引の決済方法としても使われるようになってきました。
本記事では、基本となるクレジットカード決済の仕組みや、企業間取引におけるカードの流れについて解説します。
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■クレジットカード決済の仕組みについて
クレジットカード決済の仕組みは、
「利用者」「お店」「カード会社」による3者間決済と、
「利用者」「お店」「カード会社」「決済代行業者」の4者間決済があります。
「(カードの)利用者」…クレジットカードを利用する人
「お店(加盟店)」…クレジットカードが利用できる店舗のことです。ネットショップなども含まれます。
「カード会社」…利用するクレジットカードの発行会社のこと
「決済代行会社」…お店とカード会社の間に入り、様々な決済手段を提供する会社のこと
商品の支払いの際、多様な決済手段が選べるのは決済代行会社が入っているおかげです。
〇3社間決済の仕組み
①「利用者」が「お店」にて商品を購入します。
②「お店」から「カード会社」に利用金額の請求がいきます。
③「カード会社」が利用請求を確認し、「お店」にカード手数料を引いた金額を支払います。カード利用者の支払いを立て替えているともいえますね。
④「カード会社」が「利用者」の口座から利用金額を引き落とします。
〇4社間決済の仕組み
4社間決済の場合、「お店」と「カード会社」に「決済代行会社」が入ることになります。大まかな流れは変わりません。
①「利用者」が「お店」にて商品を購入します。
②「お店」から「決済代行会社」に決済情報がわたります。
③「決済代行会社」は「カード会社」に利用金額を請求するとともに、「お店」に代行手数料を引いた代金を支払います。
④「カード会社」は「決済代行会社」に利用金額を支払い、所定の日付になったら「利用者」の口座からお金を引き落とします。
「お店」は「決済代行会社」と契約することで、簡単に様々な決済方法を導入することができますが、手数料がかかってしまうことに注意しなければいけません。
■企業間取引においてのカード決済の流れ
従来、企業間取引でカード決済をする際には、両社がカード会社の加盟店になっている必要がありました。
しかし昨今、カード決済においても「クレジット決済代行会社」を間に挟み、仲介させることによって、加盟店にならずともカード決済ができるようになってきました。
「クレジット決済代行会社」がいる際の企業間取引の流れは以下のようになってます。
「A社」…サービスを提供している会社
「B社」…サービスを購入した会社
①「A社」が「B社」に請求書を発行する(支払いを請求する)。
②「B社」が請求書に対してカードを切る。
③「決済代行会社」が決済情報を確認し、「A社」に送金を行う。また、「カード会社」に請求を行う。
④「カード会社」は「B社」の口座から、所定日にカード手数料込みの金額を引き落とします。
請求書をカード払いにすることで、実際に料金が支払われる(引き落される)日付を遅らせることができます。ただ、こちらも手数料がかかります。
■まとめ
クレジットカード決済の仕組み、ならびに企業間取引におけるカード払いの流れについて解説しました。
「クレジット決済代行会社」が介入すると、決済の手段が増えたり、支払いを遅らせたり、と様々なメリットがあります。
ただ、手数料がかかる点は注意していきましょう。
PaymentTechnologyにおいても請求書をカード払いできる「オクラス」といったサービスがあります。ぜひご検討してみてください。
執筆者 S.K