2023/08/10
BtoB決済

小切手と約束手形の違いとは

企業間取引で耳にすることがある小切手と約束手形。
この2つは一体何なのか。
今回はこの2つを簡単に紹介していきます。

Payment Technologyの【オクラス】とは?

受け取った請求書をクレジットカードで支払うことができるサービスとなります。

月末にでるお金をカードの引き落とし日までキャッシュアウトのポイントをずらすことで、
キャッシュフローの改善が見込めます。

■小切手とは

小切手は、一定の金額の支払いを約束する有価証券になります。
小切手は現金決済に比べ、事務的負担を減らし、現金を持ち運ぶ事のリスクを回避することができます。
万が一、小切手を紛失をしたりしても、銀行に連絡すれば支払いをストップさせることも可能です。

小切手を利用する際には、当座預金にお金を預けてから小切手に金額を書いて渡します。

ただ注意しなければならないのが、小切手を発行した時点で、
受取人が銀行から現金をおろすことができるようになるという点です。
もしも、受取人が小切手を銀行に持っていった際、小切手に書いている金額が
口座の預金よりも少ない場合には換金することができません。
他にも、通常小切手を現金化する際に、対象の支払機関・支店以外で現金化すると手数料がかかります。
大体1,000円前後の手数料がかかるので、注意しましょう。

■約束手形とは

約束手形とは、将来の一定期日に代金を支払うことを約束した支払い手段です。
代金を支払う側(振出人)が代金を受け取る側(受取人)に約束手形を発行することで
代金決済が完了します。
受取人は指定された期日になったら金融機関に手形を取り立てに出し、現金に換金することができます。

約束手形とは、「今は手元にお金がないけれど、将来確実にお金が入る予定がある」場合に利用する支払手段です。

こちらも小切手と同じく受取人が現金化するときに当座預金に現金が無いと現金化することができません。(「不渡り」といいます)
もし半年間で2回以上手形の不渡りを出した場合、取扱金融機関との取引が停止され、融資や借り入れなどが利用できなくなるため注意が必要です。

ちなみに、約束手形の事務負担の多さや手数料の負担などが問題視され、
2026年を目処に約束手形を廃止するという政府方針が発表されました。

約束手形が廃止となった代替手段に、
ぜひ、PaymentTechnologyが提供する「オクラス」をぜひご検討してみてください。

オクラスは請求書の銀行振り込み払いの期日を最大で53日間延長できるサービスです。

仕組みとしてはクレジットカードの与信枠を活用しており、多くの方が気軽に利用できます。

■まとめ

小切手は現金よりも安全に多額の支払いを行うことができる支払い方法です。
約束手形は小切手の支払い方法に付け加えて、支払いを遅らせることができる支払い方法になります。
小切手と約束手形の最も大きな違いは、小切手は発行した時点で資金を準備する必要があり、
約束手形は一定期日まで資金の準備は不要となる、という点です。
どちらも、受け取り側が現金化しようとした時に換金ができないと、信用を失うことに繋がってしまいます。
資金確保の目処をつけたうえで、計画的に利用していくことをおすすめします。

PaymentTechnologyでは、

月額980円で請求書の発行と管理・保存ができ、さらに2023年10月からはじまったインボイス制度、
2024年1月からはじまる電子帳簿保存法にも対応の「請求書クラウド」、

受け取った請求書の支払いをカード決済にて行うことができるサービス「オクラス」、

発行する請求書にカード決済での支払い機能を付帯するサービス「ハヤメル」を展開しています。

これらサービスを導入いただくことで、BtoB決済を即時お取引の選択肢に加えることができます。

資金繰りの悪化を一時的に回避する方法としてご利用頂くケースが増えております。

当日の申込み利用も可能なため急な利用にも対応可能です。

ぜひお取引にお役立てください!

執筆者 K.M

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