インボイス制度が始まった際には、取引先が適格請求書発行事業者として登録された事を証明する「適格事業者登録番号」(インボイス登録番号)を把握する必要があります。
また、入手した登録番号が本当に税務署に登録されている番号なのかどうかを確認する必要もあります。本記事で、解説いたします。
PaymentTechnologyの「請求書クラウド」は、月額980円で請求書の発行と管理・保存ができます。
電子帳簿保存法、インボイス制度、何から始めればいい?
請求書にお金をかけたくない!という方はぜひこちらからお問い合わせください!
■インボイス登録番号とは
インボイス制度に対応するにはまず、「適格請求書発行事業者」になるための登録申請が必要です。
その申請を認められた事業者に発行される番号のことを、「登録番号」といいます。
インボイス制度の登録番号は「T + 13桁の番号」で構成されています。
番号は法人の場合は法人番号、個人事業主には法人番号と重複しない数字が登録者ごとに割り振られます。
■適格請求書発行事業者の確認方法と調べ方
登録番号を確認するケースというのは、次の2点です。
・適格請求書を発行する側は請求書を作成するとき
・受け取る側は受け取った請求書内容の確認のとき
インボイス制度の登録番号の確認方法は主に以下の3つです。
1つめは、「登録通知書で確認する」です。
適格請求書発行事業者が自身の登録番号を確認する場合、登録時に交付される登録通知書で確認することができます。
登録申請方法によって通知方法が異なります。
郵送で申請した場合は書面、e-Taxで申請した場合はメール等でも受取れます。
注意点として、郵送の場合は、登録通知書を紛失しても再発行できないのでご注意ください。
2つめは、「適格請求書発行事業者公表サイト(国税庁が運営する適格請求書発行事業者の登録を受けた事業者が登録されているホームページ)で確認する」
このホームページでの確認方法は、
「登録番号(”T”を除く13桁の半角数字)を入力して検索、該当する登録事業者を確認」です。
取引先からの適格請求書が手元にある場合や、提示されている登録番号が名称が正しいかを確認したい場合は、
登録番号を入力し確認します。また、登録された登録番号を含む事業者情報を一括でダウンロードすることで、登録事業者を一覧で確認することも可能です。
3つめは、「法人番号公表サイトで番号を確認する」
2つめで述べた、適格請求書発行事業者公表サイトからは、原則、登録番号がわかっている場合しか利用することができません。
ですが、法人の登録番号は「T+13桁の法人番号」であるため、法人の場合は国税庁が運営している法人番号公表サイトから法人番号を探すことで、
事業者番号を確認することができます。このサイトでは、 調べたい法人の名称や住所が分かっていれば郵便番号や都道府県で簡単に法人番号の検索が可能です。
■まとめ
インボイス制度の登録番号の確認方法は、「登録通知書で確認する」、「適格請求書発行事業者公表サイトで確認する」、
「法人番号公表サイトで番号を確認する」のいずれかになります。国税庁のサイトはいずれも無料で使うことができますので、一度ぜひ検索して使い慣れておくことをおすすめします。
月額980円で請求書の発行と管理・保存ができ、さらに2023年10月からはじまったインボイス制度・2024年1月からはじまる電子帳簿保存法にも対応の「請求書クラウド」、
受け取った請求書の支払いをカード決済にて行うことができるサービス「オクラス」、
発行する請求書にカード決済での支払い機能を付帯するサービス「ハヤメル」を展開しています。
これらサービスを導入いただくことで、BtoB決済を即時お取引の選択肢に加えることができます。
資金繰りの悪化を一時的に回避する方法としてご利用頂くケースが増えております。
当日の申込み利用も可能なため急な利用にも対応可能です。
ぜひお取引にお役立てください!
執筆者 M.S