2023/10/31
BtoB決済

BtoB決済サービスで利用が増えている?クレジットカードの利用のしやすさについて解説

クレジットカードは消費者にとって身近な決済手段になってきています。
使用することで、ポイントが貯まり、現金を持ち運びする手間もないため実際にご利用している方も多いのではないでしょうか。
私たちが商品を購入する際に使用されるクレジットカードですが、最近では企業間の取引においても使用されることがあります。
本記事では、BtoBの取引で利用が増えてきているクレジットカード決済について、メリットを紹介していきます。

PaymentTechnologyの「オクラス」は請求書の支払いをクレジットカード決済で後払いにするサービスです。
支払いを約2ヶ月先延ばすことができ、キャッシュフロー改善に役立てることができます。

Point1:未収金のリスク削減につながる

未収金のリスクは、BtoBの取引において企業の財務を大きく圧迫する要因のひとつです。
特に、長期にわたる取引や大口の取引を行っている場合、未収金が増加すると企業のキャッシュフローに大きな影響を及ぼす可能性があります。
クレジットカード決済を導入することで、即時かつ確実に資金を回収することができるため、未収金のリスクを大幅に削減することが期待できます。
さらに、クレジットカードの決済履歴を活用することで、顧客の支払いトレンドを分析し、将来的なリスクを予測することも可能です。

Point2:経費精算に利用可能

経費精算は、多くの企業にとって煩雑な業務のひとつです。
従業員からの経費申請、承認、精算、記録といった一連の業務は、時間と手間を要します。
クレジットカードを経費精算の手段として導入することで、これらの業務の効率化をすることができます。
従業員の経費申請をクレジットカードで統一することで、立て替えや精算のフローをまとめることが可能です。
また、デジタル化が進む中、電子的な経費精算システムとクレジットカードの連携により、自動的なデータの取り込みや処理が可能となり、業務の手間を大幅に削減することができます。

Point3:請求業務の効率化

従来の銀行振り込みや手形決済は、請求書の発行や管理、督促業務などの手間が大きく、企業の業務効率を低下させる要因となっていました。
クレジットカード決済を導入すると、入金が速やかに行われ、支払い企業も実際のキャッシュアウトを遅らせることができます。
督促業務といった手間も省かれるため、大きな業務効率化を図ることができます。
さらに、リアルタイムでの決済状況の確認が可能となるため、請求に関する情報の透明性も向上し、ビジネスのスピード感を保持することができます。

参考:アメリカの動向

アメリカにおいては、BtoBのクレジットカード決済はすでに一般的なものとなっており、多くの企業がこの決済手段を活用しています。
アメリカの企業間取引におけるクレジットカードの利用率は年々増加しており、その背景には効率的な業務処理の要求や資金回収の迅速化のニーズがあります。
(アメリカン・エキスプレス社の「企業間決済白書 2022」の調査によると、企業間取引におけるクレジットカード決済の比率は、アメリカでは6%、日本では0.3%ほどといわれています)
このような海外の動向を参考に、日本の経済産業省もキャッシュレス化を推進しています。BtoB市場もクレジットカード決済の導入を進める動きが加速していくでしょう。

まとめ

今回は企業間決済におけるクレジットカードのメリットについて紹介しました。
クレジットカードで決済を行うことで、未収金のリスクを軽減し、業務の効率化を図ることができます。
日本においてもキャッシュレス化を推進しているように、BtoB取引におけるクレジットカード決済が徐々に広まってきています。

Payment Technologyにおいても「オクラス」という、請求書をクレジットカードで支払えるサービスがあります。
クレジットカードで支払うことにより実際のキャッシュアウトを遅らせつつ、相手方には素早く入金することができます。
資金繰りやキャッシュフロー改善を手助けするサービスになっています。
是非一度ご覧になってみてください。

執筆者 S.K

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