2023/11/22
BtoB決済

審査なしのファクタリングは可能?そもそもできるのかを解説

企業がファクタリングを利用するにあたり、ファクタリング会社は売掛債権の妥当性や債務者に問題がないかなどの審査が必要になります。
この審査があるためにファクタリングを使えなかった場面も数多くあります。
そこで本記事では、審査なしのファクタリングを行うことは可能であるのか、またファクタリングの利用までつなげるための知識を紹介していきます。

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目次

審査不要のファクタリングは本当に実現可能なのか?

資金繰りに困っている企業のなかには、一刻も早く資金調達したいとのおもいから審査なしのファクタリングを探す人もいるかもしれませんが、それだけリスクも高い場合が多く、おすすめできる方法とは言えません。
ファクタリングを利用する際にはきちんと審査を行っている企業から検討するようにして、適切な利用料で取引が行えるようにしましょう。

ファクタリング審査の重要性とは?その不可欠な理由を解説

ファクタリングを行う企業としても、サービスを存続させていくうえでなぜ審査が必要なのでしょうか。
審査には労力や時間もかかるため、できることなら審査なしで運営していきたいのではないでしょうか。
そこで審査が必要な理由を紹介していきます。

・手数料を決められない

ファクタリング会社は手数料を取ることで利益を得ていますが、その手数料を決めるためには買い取った売掛債権に関して審査をする必要性があります。
売掛債権の債務者の信用が高い場合は手数料は低く、一方で債務者の信用が低ければ手数料は高くなります。
このようにファクタリング会社もリスクに応じた手数料設定を行うために審査は必要になっています。

・詐欺の見分け方:安全に判断する方法

ファクタリング会社にとって、買い取る売掛債権の情報を知りたいのは自然な流れです。
もし、売掛債権がすでに別のファクタリング会社に買い取ってもらった後に使いまわされたものであると、二重譲渡となり回収が困難になることが予測されます。
そのようにファクタリング利用者に不正行為をされるリスクを回避するためにも審査は必要になります。

・売掛金回収に困った時の解決策

ファクタリングには売掛金を買い取るタイプの買取型ファクタリングとは別に、売掛金に対して保証をかける保証型ファクタリングというものもあります。
これは売掛金の早期回収を目的としたものではなく、貸し倒れしないようにするための保証を目的とした性質があるため、そもそも売掛金の回収事態が不透明であります。
そのような環境を考慮すると、審査なしではリスクを最大限に考えた手数料を取られてしまう可能性があるため、やはり審査は必要です。

審査なしのファクタリングを利用するリスク

審査なしのファクタリングの利用はおすすめはしませんが、存在しているため注意が必要になります。
注意点を認識しておくことで悪徳ファクタリング業者を見抜き、適切に利用できるようにしましょう。

・融資契約を結ばれる

ファクタリングは本来、売掛債権を売買して資金を調達する方法で、通常は担保や保証人の必要がありません。
しかし、審査なしでファクタリングを行うと、売掛債権の買取ではなく、実質的に融資契約を結んでしまう可能性が高くなります。
審査なしのファクタリング会社を利用すると、担保や保証人の要求、保証金や一時金の支払いを求められることがあります。
この場合、契約は債権譲渡ではなく、融資契約となるため、注意が必要です。

・償還請求権がある契約を結ぶ方法とその注意点

通常、ファクタリングは償還請求権のない契約が基本です。
これは、売掛金を売った後に顧客が倒産しても、ファクタリングを利用した企業はその責任を負わないという意味です。
しかし、審査がない契約を選ぶと、気づかないうちに償還請求権のある契約を結んでしまうリスクがあります。
これは、売掛金が回収できなかった場合、売った債権を買い戻さなければならない可能性があるということです。
債権の買戻しが契約に含まれている場合、その契約は実質的に融資とみなされ、一般的なファクタリングとは異なるので注意が必要です。

・法外な手数料が発生する!その回避策とは?

ファクタリング会社が審査を行わないというのは、リスクを想定したうえでの厳密な調査をしていないため、
手数料は最大限のリスクを考慮した値段設定となっており、高額な金額を請求される恐れがあります。
この場合のファクタリングでは、利用しても新たな損害を被る可能性もあるため注意しましょう。

ファクタリング会社を選ぶ際に確認したいポイント

上述したように、利用にあたり審査を実施しないファクタリング会社というのは、リスクがあるためおすすめしませんが、それでは選ぶ際に何を基準に見ればよいのでしょうか。主に見ておきたい基本事項をご紹介します。

法人と個人事業主に対応したサービスを確認する

ファクタリングサービスの利用を考えている際には、どのような顧客にサービスを提供しているかを事前に調査することが非常に重要です。ファクタリング会社によっては、サービスを法人企業限定で行っている場合があります。また、中には個人事業主やフリーランス専門でファクタリングを提供している会社も存在します。自社がサービスの利用に該当するかを確認しなければ審査の申請を行っても時間の浪費につながる恐れがあるため、注意が必要です。

審査スピートを把握

現金化まで急ぎの場合、ファクタリング会社の審査速度が重要な要素となります。多くのファクタリング会社のウェブサイトでは、トップページに審査完了までの最短時間が明記されていますが、最長所要時間も確認しておくことが望ましいです。一般的に、2社間ファクタリングでは即日から3営業日程度、3社間ファクタリングの場合は7日から10日程度が入金までの標準的な期間です。スピーディーな入金を行う信頼できるファクタリング会社を選ぶことが肝要です。

買取手数料を把握

ファクタリング会社を選定する際、売掛債権の買取に伴う手数料の確認は欠かせないポイントです。売掛債権の金額に応じて手数料が変動することが多いので、これを事前に把握することが重要です。通常、売掛債権の金額が大きくなるほど、手数料率は低く設定される傾向にあります。特に売掛債権の額が高額の場合、手数料率のわずかな違いでも支払総額に大きな影響を及ぼします。

ファクタリングの審査で必要な書類

ファクタリングの審査に必要な書類はファクタリング会社によって異なりますが、一般的には以下のような書類が必要とされます。

・事業者情報関連の書類
会社登記簿謄本などの会社の法的な情報を確認できるもの
財務状況を把握するための最近の決算書

・売掛債権に関連する書類
売掛金台帳
請求書コピー
納品証明書や受領書

・企業の代表者に関する書類
身分証明書

・その他の書類
取引先との契約書や注文書
銀行口座の情報

これらの書類は、ファクタリング会社が利用企業とその取引先の信用状況を評価し、ファクタリング契約の条件を決定するために用いられます。
ファクタリングの種類や提供する会社によって必要な書類が異なることもあるため、具体的な書類リストは契約を検討しているファクタリング会社に確認しましょう。

なぜファクタリングの審査が避けられるのか?その理由を解説します

審査なしのファクタリングはリスクがあることからも利用を控えたいところですが、なぜそれでもファクタリングの審査を避けようとする人はいるのでしょうか。
ファクタリング利用者がどこに不便さを感じているのかを紹介いたします。

・審査を中々通過できない

ファクタリングの審査では、売掛先と利用する企業の両方の信用力を評価しますが、審査に落ちる具体的な理由がわからないまま何度も申し込んでも、結果は変わらない可能性が高いです。
ファクタリングは銀行融資に比べて柔軟な対応が期待できますが、審査に何度も通らないと、いずれは審査のないファクタリング会社の利用を検討する人も出てきます。
審査がなければ手続きが簡単になり、スムーズに資金調達ができると考えるのが自然な心理です。
しかし、その分のリスクを抱えることになります。

・手続きが煩わしい

多くの場合、問題のない売掛債権であっても、必要な書類が不足しているとファクタリングの審査を通過することができません。
したがって、売掛債権が実際に存在することを確実に示せるよう、さまざまな書類を事前に用意することが重要です。
また、書類の準備が遅れると、それだけで審査を通過できない可能性もあります。
迅速かつ適切な書類準備が審査成功の鍵となります。

・早期の現金化が難しい

多くの企業にとって、ファクタリングを利用する主な理由は、迅速に現金を手に入れたいということです。
ファクタリングを利用するには、まずファクタリング会社が要求する必要書類を用意する必要があります。
申し込んだ後も、審査が完了し現金化されるまでの間は待つ必要があります。
提出された書類に問題があると、再提出を求められ、その結果としてさらに時間がかかる可能性もあります。
このような遅延は、迅速な資金調達を望む企業にとっては不都合な場合が多いということになります。

ファクタリングの審査に落ちる原因と対策

審査のあるファクタリングを利用することは、最低限リスクを回避するうえで大事ですが、やはり利用している以上どの企業も審査を通過したいと思います。
それではどのような場合に審査が通らないかを認識しておくことで、審査通過への第一歩にしましょう。

・売掛先の信用力に問題がある

財務状況が不安定
売掛先が財務上の不安定さを抱えている場合(例えば、利益が減少している、負債が増加しているなど)。

支払い履歴に問題
過去の支払い遅延や未払いの履歴がある場合は、信用リスクを高める原因になります。

倒産や法的問題
売掛先が倒産の危機に瀕している、または法的な問題(訴訟や税務調査など)に巻き込まれている場合。

業界内での評判
業界内での売掛先の評判が悪い、またはその業界自体が不安定である場合。

信用評価の低下
信用調査機関による売掛先の信用評価が低い、またはダウングレードされている場合。

これらの要因は、売掛先が将来的に支払いを行う能力に影響を与える可能性があり、ファクタリング会社が売掛金の買取をためらう理由となります。
そのため、ファクタリングを利用する際には、売掛先の信用状況を事前に把握し、問題がある場合は他の資金調達方法を検討することが重要です。

・不健全な債権が含まれている

ファクタリングの審査で不良債権が含まれている場合とは、売掛金の中に支払いが期待できない、または支払いが非常に遅延している債権が含まれている状況を指します。
これは通常、売掛先の財務状況が悪化している、倒産や支払い不能のリスクが高い、または過去に支払い遅延の実績があるなどの理由によります。
不良債権の存在は、ファクタリング会社が売掛金を買い取る際のリスクを高めるため、審査での承認が難しくなる可能性があります。

・売掛金が買取限度額を超過:その原因と対策

ファクタリングにおいて、売掛金が買取限度額を超過している場合とは、
企業がファクタリング会社に売却しようとしている売掛金の総額が、ファクタリング会社が設定した買取の最大限度額を超えている状況を指します。
そのような事態を避けるためにも利用を検討する段階から、どのファクタリング会社がいくらまでの売掛金の買取に対応しているかは把握しておく必要があります。

・利用者に対する信頼度が低い問題

通常、ファクタリングの審査は売掛先を中心に行われますが、ファクタリング利用企業の信用が原因となり、審査が通らない場合もあります。
特に2社間ファクタリングでは、売掛先からファクタリング利用企業が売掛金を回収した後に、
その売掛金をファクタリング会社へ送金する流れがあるため、3社間ファクタリングよりも信頼のおける企業である必要があります。

ファクタリングの審査に関するよくある悩み

ファクタリングの利用に向けて不安な面もあるかと思います。そこで、利用者は一般的にどのような点に悩みを感じているのか把握して、必要以上の不安を失くしましょう。

審査落ち

不良債権の存在や売掛債権の支払い期日が長期にわたるなどの理由で、ファクタリングの審査が不承認となるケースはあります。そのため、審査に落ちる可能性があることを事前に知り、審査不要のファクタリング会社を選ぶことが考えられるでしょう。しかし、審査なしのファクタリングサービスにはリスクも伴います。審査落ちのリスクへの対策方法を理解し、審査なしのファクタリングサービスを利用することは避けるべきです。

早急な現金化

多くの方がファクタリングを利用する理由は、売掛債権の支払期限まで待たずに早期に現金を手に入れたいというニーズからです。ただし、ファクタリングのプロセスには申し込みから準備、審査に至るまで一定の時間が必要となります。そのため、審査完了までに要する時間が惜しい場合もあります。

審査手続きに対する不安

ファクタリングサービスを利用する際、請求書や売掛債権の証明書類、商業登記簿謄本など、多くの書類が必要となります。資金繰りに追われる中で、これらの書類の整理と収集は相当な労力を要します。さらに、審査を申請した後もファクタリング会社との連絡を続ける必要があります。これらの手間が、審査不要のファクタリングサービスを望む理由の一つとなっています。

ファクタリング審査の負担軽減方法:知っておきたいコツとは

審査のないファクタリングを選ぶことは危険を伴いますが、ではどのようにしたらリスクを回避してファクタリングの利用をすることができるのでしょうか。
最小限の労力で利用まで行ける方法を紹介いたします。

・過去に利用経験のある先を使う

ファクタリングの利用において、過去に利用経験のある企業だと審査を通る確率や現金化までのスピードを早められる場合があります。

信用履歴の存在
過去の利用経験がある企業は、ファクタリング会社に既に信用履歴があります。適切な支払い履歴があれば、信用度が高く評価されます。

業務プロセスの理解
既にファクタリングを経験している企業は、そのプロセスを理解しており、必要書類の準備や手続きに精通しています。

リスク評価の容易さ
ファクタリング会社は既存の顧客のリスクをより正確に評価することができます。
過去の取引履歴に基づいて、リスクを把握しやすいため、新規の顧客よりも審査がスムーズに進むことがあります。

ただし、過去の利用経験があっても、現在の財務状態や売掛先の信用状況が不安定であれば、審査に影響を及ぼす可能性があります。
ファクタリングの審査は、常に現時点での企業状況と売掛債権の質に基づいて行われているので注意が必要です。

・少ない書類要件で選ぶ、便利な業者の選び方

ファクタリングを利用する際に、必要書類が少ない業者を選ぶというのは、手続きの簡素化と時間短縮を目的としています。
書類が少ないことで審査プロセスが迅速になり、より速やかに資金調達が可能になる可能性があります。
ただし、書類要件が少ない業者は、それだけ高いリスクを取ることがあり、その結果としてより高い手数料や金利を設定している場合があります。
必要な書類が少ないということはそれだけリスクが高まる場合があるということも理解して慎重に利用しましょう。

・オンライン審査を利用する

ファクタリングの審査プロセスを効率化する一つの方法として、オンライン審査の利用が挙げられます。
従来の審査方法では人の手作業が関わるため時間がかかることがありましたが、
AI技術を用いたオンライン審査システムを採用することで、最小限の書類だけで迅速かつ精度の高い審査が可能になります。
このようなシステムは、審査の時間短縮と手間の削減に貢献し、より迅速な資金調達を支援します。

ファクタリングの審査も気にせず利用!?ハヤメル/オクラスとは?

資金繰りの方法を探すうえで、ファクタリングは非常に有効な手段となり得ますが、利用企業とその売掛先について審査をしたうえで、
利用できるかどうかの判断を行うため、それぞれのリスクを考慮することよる手数料の上昇が予想されます。
そこでPayment Technologyの提供するハヤメル/オクラスを利用することで、
これまでファクタリング利用時に行っていた審査をパスして資金繰りの改善まで見込めるため、ファクタリングの審査に通らない場合などにも一度検討したいサービスになります。

まとめ

ファクタリングは売掛金を早期に現金化するサービスとして効果的である一方で、利用するための審査方法などには注意が必要です。
特に利用のための必要書類が不要の場合や少ない場合は、それだけ利用者側のリスクも高まっている場合があることは認識しておきましょう。

執筆者 B.M

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