2023/11/22
BtoB決済

【BtoB決済の革新】次世代の企業間決済について

クレジットカード決済は、多くの方に利用されている決済サービスのひとつです。
多くの方がクレジットカード決済を利用されているのは、事業者・お客様にとっても大きなメリットがあるからです。
クレジットカード決済の導入方法や審査が実際あるのかどうかについて解説いたします。
今からでも遅くないキャッシュレス化に対応していきましょう!

PaymentTechnologyの「ハヤメル」は請求書にクレジットカード決済機能、請求書でメールリンク型の決済方法を実現するサービスです。 
カード加盟店にならなくても、お使いいただけるサービスです。BtoB決済に新たなお取引の選択肢を加えることができます。

Payment Technologyの「オクラス」では、受け取った請求書に対して、クレジットカード払いを可能にするというものです。
つまり、私たちが買い物などをする際にクレジットカードを使って商品の支払いをするのと同じように、請求書に対してもクレジットカードで支払えるというものです。

企業間決済とは?

企業間決済とは、簡単にいうと「ビジネス取引の支払い」です。
企業間決済方法の幅は広がって来ていますが、ほとんどが銀行振込による決済方法が主流となっているのが実情です。
企業は基本的に銀行口座を持っている為、銀行振込は便利である一方、決済の度に手数料が発生する為、少額決済時等は向きません。
今以上に口座振替やクレジットカード決済が普及する事で取引用途に合った最適な決済方法が選択出来る事が重要になってきます。

企業間決済の種類

企業間取引(企業間で行われる商取引のこと全般を指します)で発生する支払方法とは何かという点と種類について解説いたします。
企業間取引で行う支払方法について現在、主に以下の3種類の支払方法があります。

1.請求書払い
商品の購入代金を特定の期日に後払いすること

2.口座振替
顧客が指定した金融機関の口座から、料金を毎月支払う料金の決済手段)

3.クレジットカード払い
「クレジットカード払い」をクレジットカード加盟店(カード会社や決済代行会社と契約し、クレジットカードの仕組みを使えるところを指します)ではなくとも、実現可能なソリューションが「BPSP」と呼ばれている新たな支払方法となっております。

日本とアメリカにおける企業間決済の比較

日本においては、個人向け決済ではキャッシュレス化が順調に拡大しています。
しかし、企業間決済ではキャッシュレス化が進んでおらず、企業の経理業務の生産性への弊害もあるといわれています。
クレジットカード発祥の地であるアメリカの企業間決済は、どうなのでしょうか?
日本とアメリカにおける企業間決済についてみていきましょう。

日本における企業間決済

日本においてもっとも利用されている企業間決済は、請求書払いによる銀行振込です。
月初から月末など、一定期間の取引の請求額を合算し、翌月末など決められた支払日に銀行振込で決済します。
アメリカン・エキスプレスが行った日本の中小企業を対象とする2022年の調査によると、約90%の中小企業が銀行振込みで支払いを受けていると回答、クレジットカード決済での支払いをうけている中小企業は6.2%のみとなっています。(複数回答可の調査)

引用:アメリカン・エクスプレス「企業間決済白書 2022」

アメリカにおける企業間決済

驚く人もいると思いますが、実はアメリカでは小切手が今でも主要な企業間決済の方法です。
やや古い2016年の調査によると、アメリカの企業間取引の51%が小切手によるものとされています。
また、ACH(Automated Clearing House)というアメリカ独自の送金ネットワークによる決済方法も、利用が増えているようです。
他に利用されている決済手段は、クレジットカード、Wire Transfer(日本でいう振込)、電子決済などとなっています。
小切手がまだ利用されているアメリカですが、上述のアメリカン・エクスプレスの調査によると、キャッシュレス決済比率は47%となっています。
日本は32.5%ですから、やはりアメリカのキャッシュレス化は日本よりかなり進んでいるといえます。
アメリカでは、個人向け決済でも企業間決済でも、いまだに小切手が幅広く利用されています。
その理由の一つは、「他のみんなが使っているから、自分も使わざるを得ない」という「ネットワーク効果」。
請求書払いが日本で利用され続けるのも、ネットワーク効果によるものであれば、日本のキャッシュレス化もかなりの時間が必要かもしれません。

新たな策:BPSPとは

まず、BPSPについての用語と効果を簡単に解説いたします。

用語:
BPSPは「Business Payment Solution Provider(直訳:ビジネス支払いソリューションプロバイダー)」の略。
2017年に国際ブランド「Visa」が提唱・制定した決済スキームのことであり、カード決済を受け入れていない企業との取引にカード決済を可能とする新しいソリューション。

効果:
カード決済を⾏いたいバイヤー(買い手)と、カード決済を受け付けていないサプライヤー(カード⾮取扱店)との取引を可能とする。
これにより、BtoB(Business-to-Business、企業間の商取引、企業が企業向けに行う事業)間における決済の利便性と効率性の向上を向上するといわれています。

PaymentTechnologyによる解決策:「ハヤメル/オクラス

PaymentTechnologyハヤメルオクラスのご紹介をいたします。

ハヤメル:資金繰りの改善

ハヤメル発行した請求書に対してクレジットカード決済機能をつけれるサービスです。
ハヤメルを利用することで、取引先の企業はお手持ちの法人カードで請求書の決済をすることができます。
取引先がカード決済をすると、PaymentTechnologyから請求書を発行した側に対して即時入金が行われ、取引先は実際の支払いをカード決済日まで遅らせることができます。
つまり入金をはやめ、相手方に対しても実際の支払いを遅らせることができるサービスになっています。
ハヤメルは両者にとって非常にメリットのあるサービスです。ハヤメルの詳しい内容についてはこちらをご覧ください。
買い手から早期の支払い要請がある場合、ハヤメルを利用することで自社の支払いサイトを変更せずに、早期支払いを実現することができ、安定的な関係を築くことができます。

オクラス:効率的な決済管理

オクラス「請求書をカード決済できる」支払いサービスです。
どのような請求書であっても、お持ちの法人カードで決済することができます。
請求書をクレジットカードでお支払いいただくことで、キャッシュフローの改善を実現します。
さらに、審査不要で即日から利用が可能です。
これらサービスを導入いただくことで、法人間取引における決済の選択肢に加えることができます。
ぜひお取引にお役立てください。

まとめ

本記事では、企業間決済についてを解説いたしました。
日本の動きとアメリカの動きについても触れましたが、今後世の中の動きに応じて変わっていきます。
日々ウォッチしていきましょう。

PaymentTechnologyでは、受取った請求書の支払いをカード決済にて行うことができるサービス「オクラス」、発行する請求書にカード決済での支払い機能を付帯するサービス「ハヤメル」を展開しています。
資金繰りの悪化を一時的に回避する方法としてご利用頂くケースが増えております。
当日の申込み利用も可能なため急な利用にも対応可能です。
ぜひお取引にお役立てください!

執筆者 M.S

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