2023/08/25
請求書

フリーランスが知っておきたい請求書の電子印鑑の知識

最近使用することが増えてきた電子印鑑。みなさんは既にお使いになられているでしょうか。本記事では電子印鑑について解説するとともに、フリーランスの方に必要な電子印鑑について説明しています。簡単にまとめていますので、ぜひ最後まで読んでください。

■電子印鑑とは

電子印鑑とは、印影がデータ化された印鑑のことで、電子上の文書に押印することができます。WordやPDFといった電子書類に対して、使ったことがある人も多いのではないでしょうか。

〇電子印鑑の法的効力
電子印鑑を使うにあたって、本当に効力があるのか疑問に思ったことはないでしょうか。
電子印鑑は、通常の印鑑と同様な法的効力を持っていると考えられています。
これは2001年に施行された電子署名法第三条に記載されています。
「本人による電子署名が行われているときは、真正に成立したものと推定する」

引用:https://www.moj.go.jp/MINJI/minji32-1.html

ただし、この第三条における「電子署名」は本人性が認められている電子契約書においての電子署名なので、注意が必要です。

■個人事業主に必要な印鑑

個人事業主に必要な印鑑としては「個人印鑑」と「屋号を表す印鑑」の2つがあります。

個人印鑑は、個人用の実印のことです。
開業届を出す際に、実印は必要ありませんが、個人事業主になった際の様々な契約(不動産の契約や銀行融資時等)に必要になります。自身の実印は用意しておきましょう。
屋号を表す印鑑は会社名を示す丸型の印鑑のことです。
こちらの印鑑は必須というわけではありませんが、ビジネスの際に「箔をつける」意味合いで使用することがあります。持っている場合には、契約書などに捺印するのが良いでしょう。

またこれから印鑑を作ろうと思っている個人事業主の方は、電子印鑑を作成することをおすすめします。電子印鑑は費用が比較的安価ですし、きたる電子帳簿保存法にも対応することができます。

■まとめ

本記事では電子印鑑について説明させていただきました。フリーランスや個人事業主の方で、電子印鑑を持っていない方はぜひとも作成を検討していただければと思います。

執筆者 S.A

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