みなさん青色申告とは何かご存じでしょうか。個人事業主やフリーランスを長くやられている方にとっては聞きなじみのある言葉かもしれません。
今回はそんな青色申告についてわかりやすく解説していきたいと思います。
■青色申告とは？
青色申告の説明の前に、まず確定申告について説明していきます。
確定申告とは、1年間の収入に対する納税額を決算等で確定し、国に申告をする作業になります。個人事業主やフリーランスの方は必ず行う作業でしょう。青色申告はこの確定申告の申告方法の1つになります。
他の申告方法として白色申告がありますが、青色申告は一定基準の記帳を行うことで、様々な控除を受けられることが特徴です。
特に大きいのが最大65万円の控除です。これは正規の簿記の原則にしたがって、貸借対照表と損益計算書を作成したうえで、e-tax等で電子申告をした場合に受けることができます。
■青色申告が向いているひと
青色申告の対象者は事業所得・不動産所得・山林所得がある人です。
事業所得はサービス業をはじめ卸売業、小売業、農業といった様々な事業から得られる所得のことを指すため、多くの個人事業主やフリーランスの方は青色申告をすることができます。副業として何か事業を営んでいる方もそうです。
青色申告は節税効果が高いので、記帳といった経理作業が苦手でない方は青色申告をするようにした方がよいでしょう。
■まとめ
今回は青色申告とは何かについて説明いたしました。
余談ですが、青色申告の由来は申告用紙が青色だったことからきているそうです。2001年以降、紙の色は白くなっているためその面影はありませんが。
他の記事においてより詳しく説明しているので、そちらの方もご覧になってみてください。
執筆者 S.K
