請求書発行サービスとは、主にオンライン上で請求書などの書類を作成し、取引先に送付できるサービスです。
今回はお求めやすい金額で提供している請求書発行サービスを7点まとめました。
「インボイス制度に対応した請求書を発行したい」「しかしコストはあまりかけられないので、できるだけ安い方がいい」というご担当者様、
是非ご参考ください。
※各サービスサイトに料金が明示されているサービスのみピックアップしております。
また、「お求めやすい=月額1,000円以下」という観点で独断で選定しております。予めご了承ください。
PaymentTechnologyの「請求書クラウド」は、月額980円で請求書の発行と管理・保存ができます。
電子帳簿保存法、インボイス制度、何から始めればいい?
請求書にお金をかけたくない!という方はぜひお問い合わせください!
■安価で利用できる請求書発行サービス一覧
まず無料で利用できるサービス4選です。(金額は税別)
1、BConnectionデジタルトレード (提供:エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
■無料でできること
請求書 作成/送信/受取 ・ファイル添付 ・PDF請求書作成 ・請求書一括作成 ・請求情報ダウンロード ・文書検索 ・支払依頼作成/承認 ・仕訳登録 ・サポート
■無料版と有料版の違い
無料版は受け取り請求書は月100件までになるので、それを超える場合は有料プラン(スタンダードプランまたはエンタープライズプラン)になります。また、データ連携・支払依頼承認フロー・電子化代行など機能拡張をしたい場合は有料プランになります。
■その他特徴
無料プランでも電子帳簿保存法、インボイス制度にも対応。
■有料版の料金
スタンダードプラン:月4万円~
エンタープライズプラン:導入費用(個別見積)・データ連携 年1,200,000円・支払依頼承認フロー:年間1,000通あたり120,000円
■サービスサイト
https://www.ntt.com/business/services/application/crm-dm/bconnection.html
2、Misoca (提供:弥生株式会社)
■無料でできること
月額請求書作成10通まで・月額見積書・納品書作成:無制限取引先・品目の登録請求書の自動作成請求書のCSVアップロード会計ソフト連携見積書・請求書・納品書のメール送付
■無料版と有料版の違い
月額請求書が11通を超えると有料版になります。(プラン15・プラン100・プラン1,000)
■その他特徴
無料版でも電子帳簿保存法、インボイス制度にも対応。請求書の郵送もオプションで対応可能。
■有料版の料金
プラン15:年8,000円~
プラン100:年30,000円~
プラン1000:年100,000円~
■サービスサイト
https://www.yayoi-kk.co.jp/seikyusho/
3、請求QUICK (提供:SBIビジネス・ソリューションズ株式会社)
■無料でできること
請求書作成/承認/発行・請求代金回収機能・入金消込・仕分作成・請求書受取
■無料版と有料版の違い
請求書の発行通数が月50通まで、かつインターネットバンキングの明細取得回数が月30回まで、となり、それを超える場合は従量課金(請求書1通ごとに30円、明細取得回数30回ごとに300円)となります。
■その他特徴
無料版でも電子帳簿保存法、インボイス制度にも対応。請求書「発行・受取」両方の機能が無料で利用可能。
■有料版の料金
※上記「無料版と有料版との違い」を参照ください。
■サービスサイト
https://seikyuquick.sbi-bs.co.jp/
4、MakeLeaps (提供:メイクリープス株式会社)
■無料でできること
見積書及び請求書の作成
■無料版と有料版の違い
取引先の上限3社・ユーザーの上限1人・送付通数の上限が無制限。これを超えると有料版(個人プラン・法人プラン・エンタープライズプラン)になる。
■その他特徴
無料版でも電子帳簿保存法、インボイス制度にも対応。オプションで郵送代行(別途費用)もあり。
■有料版の料金
個人プラン:600円/1ユーザー
法人プラン:1,000円/1ユーザー エンタープライズプラン:30,000円/1社
■サービスサイト
https://www.makeleaps.jp/
■安価で利用できる請求書発行サービス一覧(月額1,000円以下)
次に、安価で利用できるサービス3選です。各社とも最も安価なプランの内容を記載しています。(金額は税別)
1、請求書クラウド (提供:株式会社Payment Technology)
■機能一覧
源泉徴収を含む請求書の発行(電子帳簿保存法対応)、入金消込、資金繰り表の作成、請求書受領・管理(電子帳簿保存法対応・AI-OCR機能・会計ソフト連携・カード払い)
■料金
980円/月
当月無料
■その他特徴
電子帳簿保存法、インボイス制度にも対応。請求書カード払い/早期入金機能が月額無料で利用可能。
■プラン
1プランで全ての機能を利用可能
■サービスサイト
https://pay-tech.co.jp/seikyusho-cloud/
2、board (提供:ヴェルク株式会社)
■機能一覧
見積書、発注書、発注請書、納品書、検収書、請求書、領収書見積依頼書、支払通知書の作成
■料金
980円/月
30日間無料
■その他特徴
電子帳簿保存法、インボイス制度にも対応。セキュリティ割引あり(「2段階認証を必須」または「シングルサインオンのみ」の設定を1ヶ月間継続した場合、次回決済時に月額料金が5%OFF)。
■プラン
Personal:980円(個人・1ユーザーまで)
Basic:1,980円(個人/法人・3ユーザーまで)
Standard:3,980円(個人/法人・15ユーザーまで)
Premium:5,980円(個人/法人・50ユーザーまで)
■サービスサイト
https://the-board.jp/
3、Spread Office (提供:株式会社スプレッドオフィス)
■機能一覧
帳票管理(受注・発注処理注文書・注文請書の作成&発行検収書の作成&発行納品書の作成&発行)・取引先データ管理・顧客管理・ファイル管理・形状数値の把握・商品管理・権限/承認設定・データ受理・担当印自動生成
■料金
980円/月 ※1ユーザーあたり。毎月の利用したユーザー分での従量課金
60日間無料(プランにかかわらず全ての機能が制限なく利用可能)
■その他特徴
電子帳簿保存法、インボイス制度にも対応。最も安価なライトプランはクレジットカード払いのみ。
■プラン
ライトプラン:980円/1ユーザー(5ユーザーまで、クレジットカード払いのみ)
ミドルプラン:1,280円/1ユーザー(ユーザー数無制限、支払い方法はクレジットカード・請求書・口座振替)
スタンダードプラン:1,980円/1ユーザー(ユーザー数無制限、支払い方法はクレジットカード・請求書・口座振替、独自帳票対応)
■サービスサイト
https://www.spreadoffice.com/
■請求書発行サービスの選択ポイント
今回は安価に使える、という観点で無料及び月額1,000円以下の請求書発行サービスをピックアップしました。
筆者が調査したところ、請求書発行サービスは30種類ほどあります。
請求書発行に特化したものや仕分データ作成や業務効率、コンプライアンスに特化したものなど、
各サービスともに特徴が異なります。必要な機能は何か、業務内容に照らし合わせ、フィットするものを選ぶ必要があります。
しかしながら、請求書は企業活動において、発行・受領だけでは終わりません。
キャッシュフローはどのようになっているのか、最も現状を把握できるものとも言えます。
2022年ごろから話題になっている、「請求書カード払い」などのサービスを活用し、
請求書をキャッシュフロー改善の指標にするのもよいかもしれません。
月額980円で請求書の発行と管理・保存ができ、さらに2023年10月からはじまったインボイス制度・2024年1月からはじまる電子帳簿保存法にも対応の「請求書クラウド」、
受け取った請求書の支払いをカード決済にて行うことができるサービス「オクラス」、
発行する請求書にカード決済での支払い機能を付帯するサービス「ハヤメル」を展開しています。
これらサービスを導入いただくことで、BtoB決済を即時お取引の選択肢に加えることができます。
資金繰りの悪化を一時的に回避する方法としてご利用頂くケースが増えております。
当日の申込み利用も可能なため急な利用にも対応可能です。
ぜひお取引にお役立てください!
執筆者 T.Y