2024/12/26
企業と人をつなぐ

「地元でスキルアップが叶うポポラマーマ社」―アルバイトで身につく実践力と魅力あふれるキャリアアップのチャンスー

本メディアは、【アルバイトを探す大学生と人材を求める企業をつなぐことを目的】としています。

学生インタビューを通じて、企業の魅力や強み、そして大学生が働きやすい環境づくりについて紹介して参ります。

第3回目は生パスタ専門店として有名な株式会社ポポラマーマ様を取材いたしました。

 

 

 

取材対象者:株式会社ポポラマーマ 

      管理本部人事総務グループマネージャー 鈴木様(写真左)

      営業本部教育トレーニンググループマネージャー 木村様(写真右)

インタビュアー:明治学院大学経済学部経営学科4年生 堂前さん(写真中央)

 

 

はじめに

ポポラマーマは、30年以上にわたり他にはない生パスタ専門のレストランチェーンとして愛され続けています。地域密着型の店舗運営を行い、地元のお客様に親しまれる一方で、こだわり抜いた生パスタを提供し続けています。その豊かな香りと食感は、乾麺では味わえない特別な魅力を持ち、お客様に喜ばれています。 ポポラマーマでは、地元密着型の運営により、地域とのつながりを大切にしながら、働くスタッフにも安心感とやりがいを提供しています。 今回は、ポポラマーマの人材採用・教育担当をしているお二人に、同社の魅力やスタッフ育成に対するこだわりについてお話を伺いました。

 

「生パスタ専門レストラン」のこだわり

まず、ポポラマーマさんの事業や特長を教えていただけますか。

鈴木様: 私たちは30年にわたり生パスタ専門レストランチェーンを展開し、「生パスタ」に強いこだわりを持ってきました。生麺が持つ豊かな香りや食感は、乾麺では出しづらい独特の味わいがあります。創業以来変わらず、この“生パスタ”を手頃な価格でお客様に提供し、地域に根差した店舗づくりを心がけています。

 

明確な昇格制度と教育体制で、「誰もが確実に成長できる環境」

―生パスタへのこだわりは30年変わらず続いているわけですね。では、人材面の取り組みについてもお聞かせください。

鈴木様: 当社ではアルバイトスタッフを「キャスト」と呼び、7段階の職位を設定しています。この昇格制度はOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)のチェックリストに連動しており、明確な基準をクリアすれば、誰もが確実にスキルアップできる仕組みになっています。
また、初めて働く人でも安心して職務を理解できるよう、15分程度の教育動画やルールブック(ハンドブック)を整備しています。これにより、店舗間の指導レベルを均一化し、アルバイトさんがどの店舗でも同様の水準で働けるようになっています。

 

 

「地域密着型の風土が育むキャリアアップと“戻りやすい”環境」

 

ー明確なキャリアパスや共通教材による教育は、働き手にとっても安心感がありそうですね。地域密着型という点にも注目していますが、そこが人材面にも影響しているのでしょうか。

木村様: はい、当社は住宅街を拠点とし、お客様も働き手も地元の方が多いんです。ですから、例えば「この店舗で子どもの頃から食べていたので、大学生になったら働いてみようと思った」という方も多いです。さらに、一度卒業や転職で離れても、「やっぱりあの店や仲間が好きだ」と戻ってくる「カムバック」組も珍しくありません。
社員の半分はアルバイト出身で、全社員の9割が店舗でキャリアをスタートするため、現場と本部の距離が近いんです。こうした風土が「戻りやすい」関係性を自然と生み出しています。

 

「多様なバックグラウンドを持つ仲間と共に学ぶ、マルチタスク力と効率化の視点」

ーアルバイトから社員、社員から本部、さらには離れても戻ってくる方がいるとは、独特のコミュニティ形成がうかがえます。そのような環境で働くことで、学生にとって具体的に得られるものは何でしょうか?

木村様: 飲食の現場では、日々異なる状況に柔軟に対応する必要があります。お客様は年齢や嗜好も様々ですし、一緒に働くスタッフも主婦や学生など多様なバックグラウンドを持っています。そんな中で、マルチタスクをこなし、コミュニケーションをとり、周囲を動かす力が自然と身につくんです。
加えて、「人時生産性」という概念を肌で感じられるのは大きいですね。限られた人材と時間で、いかに最大の価値を生み出すか。これは社会に出たとき、組織運営や効率化の視点として必ず役立ちます。

 

「店舗運営を通じて学ぶ経営視点と実践的なスキル」

ー多様な人々との協働や効率化の視点は、どのような業界でも通用する強みになりそうです。実際、店舗運営を通して得られる経営的視点もあるのでは?

鈴木様: そうですね。店長レベルになると、店舗の売上管理から人材育成、顧客満足度の向上まで、小規模な経営者としての視点を持てます。特に当社は生パスタというデリケートな食材を扱っているため、品質管理や調理工程にも細心の注意が必要。その積み重ねが、数値管理能力や改善提案力など、将来のキャリアに直結するスキルを育ててくれます。

 

チーム全員で共有する達成感と成長の実感、外食業ならではの”やりがい”

ー地域に根差し、スタッフ間の距離が近く、かつキャリアアップも明確に制度化している。外食産業でのアルバイトが「社会人基礎力」を高める場になり得るというメッセージが伝わってきます。

木村様: はい。常連のお客様から直接「おいしかった」「また来るね」と言われる瞬間は、やはりやりがいになります。それをチーム全員で共有できるのは、外食ならではの醍醐味でしょう。多忙な時こそ助け合い、上手く回せたときには大きな達成感があります。
また、季節ごとに新メニューが登場し、そのたびに新しい調理法やサービスを学べる。自らの成長が、目に見える形でお客様の満足につながるのは非常に刺激的です。

 

メッセージ:「学生生活を将来への投資として捉え、挑戦することで得られる貴重な力」

ー最後に、学生に向けて一言お願いします。

木村様: 働くことによって、時間の使い方や周囲との関わり方、ものごとの改善サイクルなど、教科書には載っていない大切な力を養うことができます。学生生活の数年間を、ただのアルバイトではなく、将来への投資として捉え、挑戦してほしいですね。

 

 

  

 

取材を通して、ポポラマーマ社の魅力を改めて実感しました。生パスタ専門店として30周年を迎えられた同社は、「リーズナブルに生パスタをお届けしたい」という創業当初からの想いを大切にしつつ、常に工夫と変化を続けています。その姿勢は、単なる品質の追求にとどまらず、スタッフ一人ひとりの成長を支える環境づくりにも現れています。

ポポラマーマ社が提供するのは、単なるアルバイトではなく、成長を実感できる場であり、将来への投資として活用できる貴重な経験です。この取材を通じて、同社のスタッフが感じるやりがいや成長を支えるための環境が、どれほど大切にされているかを深く理解することができました。

 

 

学生インタビュアー堂前さんの感想

今回の取材を通してポポラマーマ様の魅力をより一層体験することができました。地域密着型で店舗を運営しており、地元の方々に愛されていると感じることができました。また業務内容は忙しいものの、パスタ料理をはじめとした料理スキルやコミニケーションスキルなど様々な能力を身に着けながら学べるため、学生にはおすすめのアルバイトであると思いました。

    

 

ポポラマーマHP:https://www.popolamama.com/

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