2023/12/19
IPOは通過点

【12月のIPOを徹底解剖!】新たな投資の扉を開く

 

毎年12月は、IPO企業数が増える時期とも言われておりますが、そんなIPO企業、どんな会社か気になりませんか?
実は、2023年12月は、15社の登場が予定されています。
そんなIPOの企業を、毎月紹介してみようと思います。 今回はその第一弾です!

1.各IPO企業の紹介


それでは、早速12月IPO企業をみていきましょう!
一覧を表にまとめてみました。12月の上場日順に各社15社まとめてみました。

上場日 コード・ 上場市場 企業名 企業概要
12月4日 4197・東S 株式会社アスマーク 2001年12月設立。(設立22年) 国内外において、マーケティング・リサーチを中心に事業展開。
本社を東京に構え、大阪・青森(八戸)・福岡・神奈川(横浜)・新潟に拠点を構えている。
12月6日 5595・東G 株式会社QPS研究所 2005年6月設立。(設立18年)夜間や悪天候でも撮影できる小型SAR衛星の開発・製造事業を展開。
これにより、地球のリアルタイム観測が常に可能となり衛星からの地球観測データと画像の提供等を行っている企業。
12月12日 5596・東G アウトルックコンサルティング株式会社 2006年4月設立(設立17年) 「Sactona(サクトナ)」という独自開発の経営管理システムを提供。
このシステムは、企業の予算管理、予算編成、経費予算管理などの管理会計と経営管理が行える。
企業の管理会計・経営管理を高度化・効率化することで、企業の見通しや展望( Outlook )をよりよく見えるようにするためのサービスを提供 という点がとても面白い。
12月12日 5597・東G ブルーイノベーション株式会社 1999年6月設立(設立24年)異機種・複数のドローン・ロボットを遠隔で制御し、統合管理するためのベースプラットフォーム「Blue Earth Platform®︎(BEP)」を軸に、ソリューションを開発・提供している企業。
12月15日 5891・東S 魁力屋 2003年11月設立(設立20年) 飲食チェーン(ラーメン屋さん)「京都背脂醤油ラーメン」を主とする「京都北白川ラーメン魁力屋」を運営。
郊外ロードサイド及び商業施設内のフードコート等に2023年9月末現在130店舗(うち、直営店102店舗、独立店24店舗、FC加盟店4店舗)を出店。
12月15日 5599・東G S&J株式会社 2008年11月設立(設立15年) 大企業や中堅企業を対象に、 CSIRT(緊急対応チーム)とSOC(セキュリティ監視センター)の運営サポート事業を展開。
これには、情報システムのセキュリティアドバイス、サイバーセキュリティ事故への対応が含まれている。
12月18日 5616・東G 株式会社雨風太陽 2015年11月設立(設立8年) 2013年にNPO法人東北開墾を設立し、「東北食べる通信」という食材付き情報誌を通じて生産現場の情報を消費者に直接届ける取り組みを開始。
この成功を受けて、一般社団法人日本食べる通信リーグを創設し、「食べる通信」のコンセプトを全国展開している。
2016年からは、「ポケットマルシェ」というCtoCプラットフォームを運営し、生産者と消費者が直接やり取りできる顔の見えるECプラットフォームとして機能している企業。
12月19日 5867・東G 株式会社エスネットワークス 1999年10月設立(設立24年) 主にコンサルティング事業を展開。 経営支援、再生支援、海外進出支援等を提供。変革期にある企業に対し、CFO機能をワンストップで提供し、経営課題の可視化から解決策の立案と実行に至るプロセスを通じて、自走可能な経営体制の構築をサポートしている企業。
12月20日 5618・東G ナイル株式会社 2007年1月設立(設立16年) 自動車産業向けのDX事業と横断的なDX事業の二つの分野で事業を展開。 産業全体を横断してテクノロジーによる新しいビジネスチャンスを見出す「課題発見力」、業務の効率化と自動化を通じた付加価値の創出に関する「DXノウハウ」、デジタルマーケティングを中心に事業成長を促進する「マーケティングノウハウ」を三つの強みとしている企業。
12月20日 5868・東S 株式会社ロココ 1994年6月設立(設立29年) ITO(ITアウトソーシング)&BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業と、システムの開発、保守、導入支援を行うクラウドソリューション事業を主に提供している企業。
12月21日 5619・東G マーソ株式会社 2015年11月設立(設立8年) 経営基幹システムやWEBシステムの提供を通じて、経営と業務効率の改善をサポートするDXを推進している企業。
「ヘルステック事業」では、「MRSO.jp」という人間ドック・健診の予約プラットフォームを運営し、受診者と医療施設をつなぐヘルスケアプラットフォームを提供。
主にパブリッククラウドを利用したSaaS形式で提供している企業。
『予防医療 × テクノロジー 』という事業を通じて健康寿命8年の延伸に挑戦している企業。
12月22日 5869・東S 株式会社早稲田学習研究会 1993年1月設立(設立30年) 学習塾を運営している企業。
「ゼミ部門」では、小学生と中学生を対象とした集団指導塾「W早稲田ゼミ」を運営し、次に「ハイ部門」では、高校生向けの集団指導塾「W早稲田ゼミハイスクール」の運営、最後に「ファースト個別部門」では、小学生から高校生までの個別指導塾「ファースト個別」を運営している企業。
12月22日 5621・東G 株式会社ヒューマンテクノロジーズ 2001年11月設立(設立22年) クラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」の開発・販売を主たる事業としている「勤怠管理SaaS事業」の企業。
KING OF TIMEは導入企業数52,000社以上、利用ID数3,070,000人以上(2023年10月時点)の実績を持つ市場シェアNo. 1(※)のクラウド勤怠管理システム。
12月25日 5870・東G 株式会社ナルネットコミュニケーションズ 2019年7月設立(設立4年) オートリース企業や他の自動車関連企業を主な顧客として、法人および個人ユーザー向けに車両管理やメンテナンス管理などの業務を受託し、一般的な自動車サービスを提供している企業。
また、移動を支えるBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業者として、事業の拡大を行っている企業。
12月27日 5892・東G 株式会社yutori 2018年4月設立(設立5年) 衣料品や雑貨の企画、小売り、卸売り事業を手掛けている。
特にZ世代(1997年から2009年生まれ)をターゲットにしたストリートファッションブランドからスタートし、現在ではストリートブランドに限らない幅広いファッションカテゴリーでアパレル商品を企画・販売している。
販売チャネルは、自社ECサイト「YZStore」、ZOZOが運営する「ZOZOTOWN」、ポップアップやオフライン店舗、国内外のセレクトショップでの卸売りに重点を置いている。

参照:東京証券取引所

まとめ


ここまで一覧にしてみると、必ずしもスタートアップ企業がIPOを経験しているというわけではないのですね!
業種も業界も多様化しており、興味深く思った企業もあったのではないでしょうか?
オウンドメディアMoonShotでは、「IPOは通過点」にてそんなIPOを経験した企業の代表者様、IPOに興味のある企業を今後ご紹介していきます。
お気軽にPaymentTechnologyまでお問合せいただければと思います!

執筆者 M.S

 

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